常に持ち歩くアイテムである「財布」
他の革小物より人前に出すシーンが多いため、
「財布の印象=持ち主の印象」なこともしばしば。
“人は四十にして惑わず”と言うように、揺るがぬ自信を持った40代の男性には、仕立ても素材も一級品な財布がよく似合います。
代表的なのはコードバン、ブライドルレザー、クロコダイルの3つです。
そんなワケでこの記事では「40代のメンズにおすすめの財布」にフォーカス。
名だたるハイブランドの人気モデルや、
世界からも評価される日本製ハイエンドモデルなど、計13ブランドから31モデルをピックアップしてご紹介します。
「そろそろ“いい財布”が欲しい」
「せっかくなら長く付き合えるアイテムを選びたい」
「ビジネスシーン、やっぱり財布に“格”が欲しい」
「大人の貫禄というものをだね…」
そんな気持ちをお持ちの方々のお手伝いができれば嬉しいです。
皇室御用達ブランド
「質のいいクロコダイル財布が欲しい」
「できれば5万円以下で…」
そんな方にドンピシャなお財布が発表されました!
ポイント①皇室御用達「傳濱野」謹製
明治から続く濱野家による仕立て。皇室御用達ブランドなので仕立ての良さはお墨付きです。
ポイント②上質なマットクロコダイル
使い込むほどに革が育っていくマット仕上げ。ある程度タフに扱ってもOKなのも嬉しいポイントです。
ポイント③金箔糸のステッチ
飾りステッチには、金箔糸を採用するこだわりっぷり。採算度外視なのでは…と密かに思っています。
おそらく少数生産だからこそ実現できた1品。残りわずかなようですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
参考価格:49,500円
40代メンズにおすすめのハイブランド財布
それではさっそく、40代メンズにおすすめの財布を13ブランドからピックアップしてご紹介します。
– 項目をクリック/タッチで、該当ブランドへ移動します –
歴史・伝統がある
世界的ハイブランド |
ハイブランドを凌駕する職人仕立て
日本のハイエンドブランド |
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端正なイントレチャートが 代名詞 |
ブランド名より アイテムに価値を |
ラグジュアリー×ストリートの立役者 | ラグジュアリーブランドの 最高峰 |
旅行用トランクから始まった ハイブランドの王 |
サフィアーノレザー生みの親 | レザーの芸術品を堪能する | 「モードの帝王」が生んだ 洗練されたプロダクト |
孤高の存在感を放つ シルバー×レザー |
創業80年。熟練技が光る クロコダイル専門工房 |
欧州の最高級レザーと 日本の職人技 |
絵画の技法から生まれた アートのようなレザー |
コスト度外視で 細部の美しさを追求 |
– ブランド名 – ボッテガヴェネタ |
– ブランド名 – メゾンマルジェラ |
– ブランド名 – バレンシアガ |
– ブランド名 – エルメス |
– ブランド名 – ルイヴィトン |
– ブランド名 – プラダ |
– ブランド名 – ベルルッティ |
– ブランド名 – サンローラン |
– ブランド名 – クロムハーツ |
– ブランド名 – 池田工芸 |
– ブランド名 – ココマイスター |
– ブランド名 – ユハク |
– ブランド名 – ワイルドスワンズ |
– 価格帯 – 43,000 ~150,000円 |
– 価格帯 – 50,000円 ~110,000円 |
– 価格帯 – 42,000円 ~ 65,000円 |
– 価格帯 – 110,000円 ~2,600,000円台 |
– 価格帯 – 67,000 ~1,200,000円 |
– 価格帯 – 60,500 ~104,000円 |
– 価格帯 – 90,000円 ~1,040,000円台 |
– 価格帯 – 40,000円 ~93,000円台 |
– 価格帯 – 120,000 ~500,000円 |
– 価格帯 – 54,000円 ~297,000円台 |
– 価格帯 – 22,000 ~120,000円 |
– 価格帯 – 19,000 ~286,000円 |
– 価格帯 – 14,300 ~363,000円 |
– 国 – イタリア |
– 国 – フランス |
– 国 – スペイン |
– 国 – フランス |
– 国 – フランス |
– 国 – イタリア |
– 国 – イタリア |
– 国 – フランス |
– 国 – アメリカ |
– 国 – 日本 |
– 国 – 日本 |
– 国 – 日本 |
– 国 – 日本 |
※各アイテムの情報は2023年11月時点でのものです。あらかじめご了承くださいませ。
最高級クロコダイル
伝統・歴史をもつ海外ハイブランド9選
端正なイントレチャートが代名詞|ボッテガヴェネタ
『BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)』は1966年にイタリアで創業したブランド。
ブランド名を直訳すると「ヴェネタの工房」であるように、小さな工房から歴史が始まりました。
ボッテガの代名詞といえば短冊切りのレザーを丁寧に編み込む「イントレチャート」。
技量が問われる&手間がかかるこの伝統技法の品質が群を抜いており、高い評価を得ています。
▼紹介したギフトのレビュー
大人モダンな財布です!
4.0
購入のきっかけは、ボッテガに似た黒のスマホケースを購入したので、そのお揃いで本物の黒のボッテガが欲しくなったからです。
柄、色、革の香り、とても満足しております。引用元:楽天市場
やっぱりボッテガ!
5.0
数年前から ボッテガが欲しくて・・・
でも、ちょっと地味かな?
もう少し 大人?になってからにしようかと思っていましたが、今回の買物マラソンで ついつい購入!
やっぱり、新品は良いですね!引用元:楽天市場
人気の財布をPICK UP!
「ブランド名より、アイテムに価値を感じてほしい」|メゾンマルジェラ
『Maison Margiela(メゾンマルジェラ)』は1988年にフランス・パリで誕生したブランド。
ブランド創立者である「マルタン・マルジェラ」は公の場に一切登場せず、素顔が明かされなかったことで有名です。映画にもなりましたね
そんな謎に包まれた天才デザイナーがつくったマルジェラを一言で表すなら「匿名性の強調」。
創立当初の服にはマルジェラという文字は1文字も入っていませんでした。
背景にあるのは、ブランド名ではなく、アイテムに価値を感じて欲しいという想い。
ブランドアイコンである4本のステッチには、「これが自分のものになったと感じた時、ステッチを切る」という逸話まであります。
デザイナーが代わった現在では、切らないのが主流。直営店ではステッチの修理もしているそうです。
人気の財布をPICK UP!
ラグジュアリー×ストリートの立役者|バレンシアガ
『BALENCIAGA(バレンシアガ)』は1915年にスペインで高級洋装店として始まったブランド。
現在はパリに本店があるためフランスのブランドと認知されることも多いですね。
ラグジュアリーなストリートアイテムが人気でのブランドです。
様々な流行を起こしてきたバレンシアガ。
財布では、画期的な3つ折り財布「ペーパーウォレット」が人気を集め、ミニ財布ブームの火付け役になったとも言われています。
人気の財布をPICK UP!
ラグジュアリーブランドの最高峰|エルメス
ハイブランドと聞いて、イメージする人が最も多いであろう『Hermes』は1837年と歴史のあるブランドです。
代表的バッグ「バーキン」はもはや高級バッグの代名詞といってもいい知名度ですね。
高級馬具メーカーとして創業し、ロゴにも馬車がデザインされています。
レディースのイメージが強いですが、メンズコレクションも展開しています。
旅行用トランクから始まったハイブランドの王|ルイヴィトン
1854年にフランス・パリで旅行用トランク専門アトリエとして創業した『Louis Vuitton(ルイヴィトン)』。
ハイブランドが集結した世界最大級のグループ『LVMHグループ(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)』の中核をなす存在です。
ちなみに、ディオールやティファニーなども、LVMHグループの傘下です。
▼紹介したギフトのレビュー
高級感漂うシンプルな財布
5.0
有名ブランドということで作りがしっかりしています。お札、カード類に限らず主張先の領収書、航空機のチケット等がすっぽり入るので非常に使いやすいです。引用元:amazon
人気の財布をPICK UP!
「サフィアーノレザー」生みの親|プラダ
『PRADA(プラダ)』は1913年にイタリアで創業したブランド。
特徴的な“逆”三角形のロゴプレートには「常識の逆をいく」というブランドコンセプトを表しているそうです。
コンセプトのように、革製品が主流だった時代に、ナイロン素材「ポコノ」を発表・流行を起こしています。
そんなプラダの功績が『サフィアーノレザー』の開発。
型押し加工により、傷がつきにくく汚れにも強く、美しさが長続きすることから、一気にハイブランドの間では主流となりました。
人気の財布をPICK UP!
レザーの芸術品を堪能する|ベルルッティ
『BERLUTI(ベルルッティ)』は1895年にイタリアで創業したブランド。
アイコンは「手染めグラデーション」と「カリグラフィ」
ベルルッティのアイコンとも言えるのが、美しいグラデーションのレザー。
パティーヌという手法で、職人の手作業で染められています。
そんな手染めをさらに輝かせるのが、ベルルッティだけが使用できるヴェネチアレザー。
門外不出の製法で、手染めが美しく出るようなレザーなんだそう。
もう一つのアイコンであるカリグラフィとは、レザーに刻まれた文字。
これこそ、ベルルッティが「芸術品」と呼ばれる理由です。
なんでも、同じものは一つもないんだとか。
人気の財布をPICK UP!
「モードの帝王」が生んだ洗練されたプロダクト|サンローラン
『SAINT LAURENT(サンローラン)』は1961年にフランスで創業したブランド。
「イブ・サンローランと何が違うの?」というギモンにお答えすると、
コスメ部門:イブ・サンローラン
アパレル部門:サンローラン
という区分けです。
「モードの帝王」と呼ばれた創業者がつくったサンローランの財布は、落ち着いていて高級感のあるデザインで、大人メンズから人気です。
人気の財布をPICK UP!
孤高の存在感を放つシルバー×レザー|クロムハーツ
『CHROME HEARTS(クロムハーツ)』は1988年にアメリカで創業したブランド。
バイカーズデザインを根底にした、武骨なデザインが人気で、メンズシルバーアクセサリーの代名詞と言えるブランドです。
アクセサリーのイメージが強いですが、ルーツはレザージャケット。
当然、レザーの扱いも一級品。タフなレザーとシルバーを掛け合わせた財布はハイブランドの名に相応しい嗜好品です。
▼紹介したギフトのレビュー
お世話になってる方への贈り物として、使い勝手が良くクールで個性が光るクロ ムのウォレットを選びました。
手にした感触も良く使い込む程、革の味が出てくると思います。
お店の丁寧で素早い対応にとても感謝し満足しました。
また、ご縁がありましたら宜しくお願いします。
人気の財布をPICK UP!
職人仕立ての日本製ハイエンド財布も要チェック。
「ハイブランド」を定義するなら「世界中で愛されている圧倒的知名度&品質を誇るブランド」ですが、
「ハイブランドを凌駕するハイクオリティだが、熟練の職人仕立てゆえに世界中に届けるほど生産が追いついていないブランド」があるのも事実。
そしてそんなブランドが日本に多いのもまた事実です。
そこで、ここからは『ハイブランド』と定義してしまうと忘れられがちな、『日本製ハイエンド財布ブランド』をご紹介します。
創業80年。国内クロコダイルのパイオニア的ブランド|池田工芸
『池田工芸(いけだこうげい)』は1942年に日本・大阪で創業されたクロコダイルレザー専門ブランド。
80年以上前から海外へ渡り、現地のタンナーとの信頼関係を築き上げたことで、流通が少ない希少なレザーの入手に成功しているブランドです。
ハイブランドに匹敵する高品質なプロダクトを生み出す背景には、国内の自社工場で革の加工から製品の仕上げまで一貫して生産していること、80年以上クロコダイルを専門に扱ってきたノウハウがあります。
創業80周年記念モデルとして、レザーの染料から開発したという美しいグリーンや、デニム好きの当主がそのこだわりを詰め込んで開発した“藍染めクロコダイル”などを発表しています。
▼紹介したギフトのレビュー
ひと月近く待ちましたが、待った甲斐がありました。
5.0
使っていたクロコダイルの長財布がくたびれてきたので、新しいものをと。色々なお店の物を見てみましたが、どれも一長一短でした。
池田工芸さんを見つけて見てみると、有りました。
正に、パーフェクトでした。ひと月近く待ちましたが、待った甲斐が有りました。素晴らしい物をありがとうございました。引用元:公式通販サイト
人気の財布をPICK UP!
欧州の最高級レザー×日本の職人技のハイエンド
『COCOMEISTER(ココマイスター)』は2009年に日本で創業したレザーブランド。
ハイブランドと比較すると“若い”ブランドですが、欧州から仕入れた最高級レザーを日本の職人が仕立てるプロダクトの完成度の高さから、国内ではレザーマニアを中心に高い評価を得ています。
人気の財布をPICK UP!
1枚のアートのような財布。絵画の技法から生まれたグラデーションが魅力
『yuhaku(ユハク)』は2009年に立ち上げられた日本のブランド。
創業者である仲垣友博氏は、雅号「ユウハク」似て絵画を中心にアート活動を行っていました。
その絵画の技術を革製品に取り込むことで生まれた独自の染色技法で美しいグラデーションのプロダクトを発表しています。
人気の財布をPICK UP!
コスト度外視で細部の美しさを追求する|ワイルドスワンズ
『WILDSWANS(ワイルドスワンズ)』は1998年に鴻野三兄弟によって立ち上げられたブランド。
ブランドネームである「野生の白鳥」は鴻野の苗字から。兄弟で立ち上げたことから複数形なんだとか。
ブランドの特徴は、コスト度外視で追求される細部の美しさ。
生産効率が悪い足踏みミシンを使ったり、手間、時間、技術が必要な丸コバを採用していたりと、手にした時の満足感につながる部分にコストをかけています。
人気の財布をPICK UP!
あとがき
ここまで、40代におすすめのハイブランド財布をご紹介しました。
「予算準備はOK!高級なメンズ財布をもっと見たい」
という方は、専用の記事がありますので、よろしければご覧くださいませ。
高級財布を集めた記事はこちらから。>> |
『明治生まれの靴博士』編集部の岡田がお送りしました。
それではまた!
『池田工芸(いけだこうげい)』は、1942年に設立された日本のブランドです。
創業以来、エキゾチックレザーを用いたアイテムを数多く生産し、現在は日本国内の「クロコダイルレザー」と「パイソンレザー」界隈を牽引する存在として日々、ハイクオリティなアイテムを生み出しています。
自社工場で「素材磨き」から「縫製仕上げ」まで一貫生産・クオリティチェックできる体制の中、とにかくハイクオリティな“ものづくり”を徹底する姿勢は、「日本のエルメス」と表現しても過言ではありません。
なお、80年の歴史があるために、希少かつ上質なポロサス(スモールクロコダイル)を、大手メゾン(エルメス etc.)と分け合える数少ないブランドとされています。
「やっぱり日本製が好き」
「ロレックスよりグランドセイコーに惹かれる」
な方はぜひチェックしてみてください。
高級感と確かな満足感を誇る、メイドインジャパンの高級プロダクト特集
名刺交換の瞬間こそ、全力であれ。池田工芸の高級名刺入れ
皇室御用達『傳濱野』
メンズライン特集
“老舗の当主が欲しいもの”を、皇室御用達の確かな仕立てで。
▼ブランドの概要
『傳濱野(でんはまの)』は、ロイヤルファミリー3代からご用命を受けた濱野家による、日本のブランド。
その歴史はなんと140年前の明治初期から。
皇室に献上するフォーマルバッグを仕立てていただけあって、その仕立ての良さはお墨付きです。
そんな傳濱野メンズラインのコンセプトは、
「数えきれないほどのレザー・財布を見てきたブランド当主が、自分で欲しいと思ったものを作る」というもの。
そのコンセプトなだけあって、
「これこれ、こういうのが欲しかったんだよ」
という、大量生産では叶わないようなアイテムが展開されています。