キャッシュレスやミニマル思考が広く浸透してきた今日、財布は“ただの道具”ではなく、持ち主の趣味嗜好やセンス、品格を象徴する“アクセサリー”のような存在になってきました。
そのため、本気で自分自身を格好よく演出したいシチュエーション(仕事での会食や休日のデート etc.)で手にする財布には、それ相応のモノを用意するのが望ましいところ。
確かに「人間中身が大切」とは言いますが、やはり「見た目も同じぐらい大切」なのです。
また財布は、日常的に使うものでありながら、何やかんやで長持ちする道具でもあります。
“いい物”に投資して、長く、大切に使う。
これもまた紳士の王道。
高い革靴を何十年と履き続けるスタイルと同じように「どうせ長く使うのなら、いい物を買って大切にしたいですよね。
そういうワケで、今回の記事のテーマはズバリ「高級財布」。
持っているだけで男としての格や品格を底上げしてくれるような、ブランド品やハイクオリティーな物を紹介しつつ、その選び方を解説していきます。
「ボーナスが入ったから、ちょっと本気で“良い財布”を探したい」
「ブランド品を買いたいけれど、高級だからちゃんと選びたい」
「高額なだけじゃなく、こう……“高級品らしい財布”が欲しい」
以上の悩みや熱い想いを抱えている方のお手伝いができれば幸いです。
では、まいりましょう。
唯一無二のクロコ財布
高級財布を選ぶときのポイント
高級財布のブランドやモデルを紹介する前に、高級財布を選ぶときのポイントについて解説していきます。
収納力とコンパクトさ、ロマンのバランスで決めたい「財布の種類」
最初は財布の種類について。
要は、「長財布と二つ折り財布のどっちを選ぶべきなのか?」という疑問に対するアンサーなのですが、ここに関しては完全に好みでいいと思っています。
それぞれのメリットを紹介していくので、皆さんのベターを選んでくださいませ。
高い収納力とロマンの「長財布」
「長財布」のメリットといえば、やはり収納力。お札や小銭、クレジットカード、レシートまで“たっぷり”収納できるのは、大きな強みです。
ちなみに、カード決済ばかりだけど、領収書がガンガン溜まっていくタイプの人にも、長財布はおすすめだったりします。決済後に、カードと一緒に領収書を長財布にイン。決算日前に、溜まった領収書をまとめてパス。時短の極みとも言えますね。紛失を防げるのも嬉しいポイントです。
また、素材の良さを存分に楽しみたい人にも、面積の大きさを活かせる長財布はオススメの選択肢といえるでしょう。
コンパクトで小回りの利く「二つ折り財布」
「二つ折り財布」のメリットは、やはりその“コンパクトさ”にあります。ポケットに財布を入れるタイプの人には、特にオススメですね。
「クレジット決済がメインだから長財布ほどの容量はいらない。でも、現金も持ち歩くし小銭も出る……かといってコインケースを別に持ち歩くのもなぁ……」という、キャッシュレス時代の理想と現実の狭間で悩んでいる人は少なくないと思っています。
何やかんやで便利な二つ折り財布。ロマンよりも合理的なマネーライフを選びたい人は是非是非。
高級感といえば、天然皮革の「カーフレザー」や「クロコダイルレザー」を選びたい
財布に高級感を求めるのであれば、やはり「天然レザー系」の素材を選びたいところです。
昨今は、化学繊維の技術も日進月歩。かつての「THE・ビニール」のような素材は減り、高いクオリティーの素材が増えてきました。しかし、やっぱり使い込むほどに味が出る経年変化や、ちょっとしたシワやムラから感じる素材感は、まだまだ天然レザー系に軍配が上がると言えるでしょう。
「ブランドネーム」や「ブランドロゴ」の主張は控えめに
ネームロゴやブランドロゴがあるタイプは、それらが財布のワンアクセントに効いている程度になっているのがオススメです。
“高級ブランドの箔”は、高級財布を高級財布たらしめる重要なファクターであることは言うまでもありません。
かといって、有名ブランドのネームロゴやブランドロゴが“ズドン”と大きくアピールしているタイプだと、カジュアル感(ストリート感)が強すぎて、持てるシチュエーションが限定されてしまうのも事実。
この後でふれる「色」と同じ観点なのですが、今回はできるだけ「汎用性の高い」高級財布をご紹介できればと思っています。
汎用性が高い色=持ちたいときに持てる色「ダークトーン系」がベター
形。素材感。装飾。最後に決めたいのは、色です。
これが悩ましいところでして、「高い買い物だからこそ、皆さんの好きな色を」とオススメしたいところなのですが、「高い買い物だからこそ、コーディネートやシチュエーションを問わない色、つまり“持ちたいときに、悩まず持てる色”」を選ぶ方が、最終的にハッピーになれるのではないかなと思っています。
人気のおすすめ高級財布ブランド
ここからは、おすすめの高級財布ブランドを紹介していきます。
実際に見てみるときの参考にしてみて下さいね。
※各商品の価格は2024年1月時点でのものとなります。
ピン札も領収書もタップリ入る
高級長財布10選 |
やはりコンパクトさは便利!!
二つ折り~フラグメントケース財布11選 |
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最高の馬車を用意して“主人”を待つブランド | 創業80年!! “日本のエルメス”に相応しい、妥協を許さない“ものづくり魂” | 希少なクロコダイル × 伝統の藍染め 国産クロコダイル財布 |
イギリス王室から送られた “宝石商の王”の名誉 |
ハイブランドの王 | イタリアの至宝 | 大人の贅沢をかなえる 日本製ハイエンド |
現代ファンタジー | 宣伝ではなく物の良さで 国内外にファンを増やす |
世界的ラグジュアリーブランド | ユニーク×高級感を併せ持つデザイン | 表に縫製の糸が現れない“ステッチゼロ”で、『究極に美しいシンプル』を追及! | だれもが一度は憧れる 最強生物「恐竜」がモチーフ |
マドリード発 スペイン王室御用達 |
ブランドネームより「プロダクトの良さ」という本質を掲げるハイブランド | “モードの帝王”と“モードの革命児”が作り上げたもの | イントレチャートの代名詞 | 鞄メーカーの技術力×現代的なデザイン | “ブランド”という存在の始祖 | “イタリアのエルメス”とも 称賛されるプロダクト |
「フランスの上品な暮らし」の代名詞 | ストリートとモードを融合させた偉業の持ち主 |
– ブランド名 – エルメス |
– ブランド名 – 池田工芸 |
– ブランド名 – 池田工芸 |
– ブランド名 – カルティエ |
– ブランド名 – ルイヴィトン |
– ブランド名 – ブルガリ |
– ブランド名 – ココマイスター |
– ブランド名 – ベルルッティ |
– ブランド名 – ガンゾ |
– ブランド名 – プラダ |
– ブランド名 – フェンディ |
– ブランド名 – スラー |
– ブランド名 – 池田工芸 |
– ブランド名 – ロエベ |
– ブランド名 – メゾンマルジェラ |
– ブランド名 – サンローラン |
– ブランド名 – ボッテガヴェネタ |
– ブランド名 – ポーター |
– ブランド名 – グッチ |
– ブランド名 – ヴァレクストラ |
– ブランド名 – セリーヌ |
– ブランド名 – バレンシアガ |
– 価格帯 – 110,000円 ~2,600,000円台 |
– 価格帯 – 54,000円 ~297,000円台 |
– 価格帯 – 54,000円 ~297,000円台 |
– 価格帯 – 50,000円 ~450,000円台 |
– 価格帯 – 67,000円 ~1,200,000円台 |
– 価格帯 – 53,000円 ~170,000円台 |
– 価格帯 – 22,000円 ~120,000円台 |
– 価格帯 – 90,000円 ~1,040,000円台 |
– 価格帯 – 29,000円 ~190,000円台 |
– 価格帯 – 60,500円 ~104,000円台 |
– 価格帯 – 44,000円 〜434,500円 |
– 価格帯 – 12,000円 ~77,000円 |
– 価格帯 – 54,000円 ~297,000円台 |
– 価格帯 – 50,000円 ~110,000円台 |
– 価格帯 – 50,000円 ~110,000円 |
– 価格帯 – 40,000円 ~93,000円台 |
– 価格帯 – 43,000円 ~150,000円台 |
– 価格帯 – 4,400円 ~74,000円台 |
– 価格帯 – 47,000円 ~103,000円台 |
– 価格帯 – 63,000円 ~220,000円台 |
– 価格帯 – 50,000円 〜80,000円 |
– 価格帯 – 42,000円 ~ 65,000円 |
クロコダイル財布
今も、昔も、最高の馬車を用意して“主人”を待つブランド|エルメス(HERMES)
ラグジュアリーブランドの最高峰ともいえるブランド『エルメス』は、元・高級馬具メーカー。
エルメスのブランドロゴである“乗り手がいない馬車”は、「最高の馬車を用意することがエルメスの使命。どこへ・どうやって進むかはユーザー次第」という哲学を表していると言われています。
かつて貴族に商品を収めていた時期にブランドの柱となっていた「貴族が手にする物に妥協は許されない」という考え方は今も健在。外装は勿論、人目につかない内装(内張り)にも、当然のようにクオリティを突き詰めています。
確かに、当時のエルメスは「馬車」を用意していた筈なので「外装」も「内装も」こだわる思想が現在まで受け継がれているのは納得ですね。
エルメスが仕立てるレザーグッズの代表格ともいえる、長財布です。
留め具のHが、エルメスの名前を微かに語る程度で、実に王道デザインの財布として仕上げられています。
一応分類としてはレディース財布なのですが、ご覧のとおり(↑)シャープ&シンプルなデザインですので、メンズが持っていても問題ないと思います。
創業80年!! “日本のエルメス”に相応しい、妥協を許さない“ものづくり魂”|池田工芸
『池田工芸』は、日本国内最大級のクロコダイル&パイソンレザー専門ブランドです。
自社工場で「素材磨き」から「縫製仕上げ」まで一貫生産できる体制の中、とにかくハイクオリティな“ものづくり”を徹底する姿勢は、『日本のエルメス』と言っても過言ではありません。 ブランドに80年の歴史があるため、エルメスと上質なクロコレザーを「分け合える」数少ないブランドとされます。
商品ラインナップは財布は勿論のこと「名刺入れ」や「トートバッグ」など、幅広いメンズグッズを展開中。
あらゆる面に妥協がないので、価格帯も必然的にハイランク。しかし、「1ヵ月待った甲斐がある」というレビューが寄せられるほど、その価格に相応しい「満足感」と「納得感」「完成度」がありますよ。
尖った商品開発が特徴的な池田工芸の中で、最もスタンダードなクロコ財布として人気の一品がこちら。
スモールクロコダイルとゴールド箔パイソンの内装を合わせたロングウォレットです。
“ふっくら”とした立体的な斑や、ラグジュアリー感溢れるゴールド箔パイソンレザー。そして、オリジナルのファスナー引手など、池田工芸が追及してきた全てが注ぎ込まれています。
▼紹介した高級財布のレビュー
ひと月近く待ちましたが、待った甲斐が有りました。
5.0
使っていたクロコダイルの長財布がくたびれてきたので、新しいものをと。色々なお店の物を見てみましたが、どれも一長一短でした。
池田工芸さんを見つけて見てみると、有りました。
正に、パーフェクトでした。ひと月近く待ちましたが、待った甲斐が有りました。素晴らしい物をありがとうございました。引用元:公式通販サイト
デニムを愛するブランド当主がデニム好きのために作った“藍染めクロコダイル”
デニムを愛する社長が、“デニムを愛する人”のために開発した『藍染めクロコダイル財布』です。
日本の伝統「藍染め」で染め上げた“藍染めクロコダイルレザー”は、社長自らタンナーと一緒に開発したもの。
鱗1つ1つに濃淡が表れているだけでなく、メジ(鱗と鱗の間の溝)に白地の色をあえて残すことで、履き込んだデニムに現れる「ヒゲ落ち」や「ハチノス」を表現しているなど、社長の“デニムLOVEなこだわり”がディティールに見て取れます。
かなり細々とした注文にタンナーが応えてくれたのは、タンナーの職人さんもデニムが好きだったからとか。
デニム好きによる、デニム好きのためのプロダクト。
もはや、登場人物に「デニム好き」しか出てこない一品に仕上がっています。
ディティールの隅々にまで贅沢を詰め込んだ1品。
予算準備バッチリで日本製の高級財布を探している方は、ぜひ是非チェックしてみてくださいね。
“王者の風格” 特注グリーンの国産クロコダイル財布
クロコダイル専門ブランド『池田工芸』の創業80年記念作品をピックアップ。
「他では売っていないグリーン財布が欲しい」という旨のカスタムオーダーを多く受けていたブランド当主が、“最強の緑”を目指してタンナーさんと一緒に開発した、池田工芸オリジナルのお色目。
金運や幸運を “つ噛んで離さない” クロコダイルレザーの価値観に、かつて地上に君臨したとされる最強生物「ティラノサウルス」へのロマンを融合することで、グリーン系の高級財布を探している方には、是非チェックしてほしい「存在感ある一品」に仕上げられています。
引手金具には、開閉しやすさのために池田工芸のオリジナル品を。そして、外装の表面と裏面には、「継ぎ接ぎなしの1枚革」で作るホールカット仕様を。
ディティールの隅々にまで贅沢を詰め込んだ1品。予算準備バッチリで日本製の高級財布を探している方は、ぜひ是非チェックしてみてくださいね。
▼紹介した高級財布のレビュー
5.0
本当に素晴らしい製品で感動しました。クロコダイルの模様もですが、仕上がりや艶感やファスナーの動き、ゴールドパイソンの美しさ、全てにおいて感動でした。このお値段でこれほどの製品に出会えて良かったです。引用元:Yahoo!ショッピング
イギリス王室から送られた“宝石商の王”の名誉|カルティエ(Cartier)
『カルティエ』は、世界5大ジュエラーの一角にして、“宝石商の王”と称されるフランスの高級ジュエリーブランドです。
腕時計を発明したり、バケットカットと呼ばれるダイヤの形状を発明したりと、様々な偉業を打ち立てたことでも知られています。
カルティエのイニシャルロゴと、メタルコーナーがアクセントになっている長財布です。
ブラウンカーフスキン×金具の組み合わせが非常に上品な印象に仕上げられた一品。
ブランド名
ブランドの価格帯
国
ピックアップ財布の特長
ハイブランドの王|ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)
1859年に旅行用トランク専門アトリエとして開業した『ルイヴィトン』は、現在、世界最大級のブランドグループLVMHの中核をなす存在として知られています。
仕立ての完成度が凄まじいことでも有名で、多く出回っている偽物ヴィトンを見分けるポイントも
- ロゴエンボスが少し傾いているから本物じゃない
- 縫製が少し乱れているから本物じゃない
- 型押しと型押しが少し重なっているから本物じゃない
という風に「完璧じゃなければ、それはルイヴィトンじゃない」という認識になっていると言われています。本物ヴィトンの出荷前チェックをする人は、さぞ強い心臓をしているのだろうなと勝手に思っております。
ブラウンとベージュの定番カラーとは別ラインの、モノグラム・エクリプスシリーズの長財布です。
天体が隠れる現象である「日蝕」や「月蝕」の「蝕」を意味する言葉・エクリプスの通り、ダークトーン系の組み合わせで描かれたモノグラムが実にシックです。ホントおしゃれ。
定番シリーズと同じように、素材はモノグラムキャンパス。
割と固めの素材ではありますが、ガシガシ使っても安心なのは、ブランド物としては非常にありがたいポイントです。
▼紹介した高級財布のレビュー
5.0
珍しい色合いで、カードも沢山入ります。当方手が大きいので若干小銭入れの小銭は取りにくいですが、概ね満足です。
一目惚れに近く、購入して良かったです。引用元:楽天市場
ブランド名
ブランドの価格帯
国
ピックアップ財布の特長
イタリアの至宝|ブルガリ(BVLGARI)
『ブルガリ』は、ジュエリーや香水、腕時計でも知られる、イタリアの高級宝飾ブランドです。
ブルガリ・ブルガリの金具が象徴的な、長財布です。指輪のようにも見えるクロージャクリップには、宝飾店らしさが垣間見えますね。
▼紹介した高級財布のレビュー
自分用に購入。 見た目はカッコよく、内ポケットも複数あり使い勝手はイイです。 まだ新しいので生地が硬く使いにくいですが使用してるうちに使いやすくなるでしょう。 満足しています。
引用元:y
ブランド名
ブランドの価格帯
国
ピックアップ財布の特長
大人の贅沢をかなえる日本製ハイエンド|ココマイスター(COCOMEISTER)
日本の職人が、ヨーロッパの最高級レザーを用いてアイテムを仕立てる。このシンプルかつ王道のプロダクトにより、2011年にデビューした『ココマイスター』は、瞬く間に人気ブランドに成長しました。
現在も、一般流通していない(もしくは流通量が少ない)革を探すなど、最高級のマテリアルにこだわる姿勢は少しも陰りを見せていません。
“鉄の掟”とも呼ばれる、英国政府による厳重管理の元で生み出される希少レザー「オークバーク」を使用した長財布です。
長財布という面積を活かし、炭鉱で働く人々の無骨さ・タフさ・ロマンを「ドーン」と表現した贅沢な一品です。
▼紹介した高級財布のレビュー
5.0
購入後2年使用してからのレビューです。普段使い用にワインバレルを購入。届いてすぐは少し大き目かなと感じましたが、実際使ってみるとサイズ的にも容量的にも非常に使いやすく大満足です。
引用元:公式通販サイト
現代ファンタジー|ベルルッティ(BERLUTI)
フランスのブランド『ベルルッティ』は、道具というより芸術品を仕立て続けるフランスのブランドです。
「ベルルッティのファンは、シャンパンで革靴を磨く」という話もあり、ブランドの存在自体が片足をファンタジーに突っ込んでいる感じがあります。
革靴界隈では、“世界で一番変幻自在”な職人技術を持つことでも有名なブランドです。
あまりに謎に包まれているために「そんなレザーは存在せず、ただのレザーなのでは?」という噂さえある謎のレザー「ヴェネツィアレザー」を使用した長財布です。
百貨店の店員さんからは「なんか発色がいいレザーなのは間違いない、らしいですよ」という話も。
パティーヌ(手作業での色付け)やカリグラフィー(彫り込み装飾)といったファンタジー要素もバッチリ。
謎に包まれた素材といい、デザインといい、ベルルッティらしさを体現した一品と言えますね。
ブランド名
ブランドの価格帯
国
ピックアップ財布の特長
宣伝ではなく物の良さで国内外にファンを増やす|ガンゾ(GANZO)
『ガンゾ』は、最高級のレザー製品を手掛ける日本のブランドです。
ブランド自体は2001年に設立された“新顔”ですが、ブランドを支えるメーカーは創業100年を超える老舗中の老舗。サンローランやコムサデモードなど有名ハイブランドのOEMを任される実力の持ち主です。
手間のかかる「水染め仕上げ」でツヤ感と透明感を与えられたコードバン長財布です。
内装はナチュラルな素材感を楽しめるヌメ革を合わせているため、外装のコードバンとのコントラストが互いに引き立つようになっています。
小銭入れのない長札入れではありますが、隠しマチを採用したモデルなので、入れようと思えばガッツリカードやお札を収納可能な一品です。
▼紹介した高級財布のレビュー
5.0
こちらの商品を初めて購入しました。
丁寧な梱包で届き、実際に手に取ってみると思っていたよりずっと美しくしっかりしていました。
たいへん満足です。
これからどんどん手に馴染んでいくのが楽しみです。引用元:公式通販サイト
Japan pride, Japanese quality
5.0
納得のいく和製コードバンを、確かな職人芸で仕上げてある。
嬉しく作られた自信作を楽しく使う喜びがわかるなら、
選んで間違いなし。引用元:楽天市場
世界的ラグジュアリーブランド|プラダ(PRADA)
皆さまご存知『プラダ』は、ラグジュアリーブランドの代名詞と称されるイタリアのブランドです。
高級ブランドで頻繁に目にするサフィアーノレザー(細かい型押しが施されたレザー)は、何を隠そう、プラダの発明品。元・レザー製品店だった時代のこだわりは今だ健在なのです。
プラダ自身が開発したサフィアーノレザーを使用したラウンドファスナー財布です。ブランド名自体をメタリングした装飾が、ラグジュアリーブランドらしい“リッチ”なアクセントとして効いていますね。
「二つ折り財布タイプ」や「長札入れタイプ」と比べると、シルエットに丸みのあるのが特徴。
ラグジュアリーブランドとしての「格式高さ」を求める人にとっては、少し可愛らし過ぎるかもしれませんね。
逆に、そういった「格式高さからくる硬派さ」が苦手な方にはピッタリとも言えます。
細かな型押しとワックス加工によって、撥水性や耐久性を向上しているサフィアーノレザーの便利さは、もはや言うに及ばずです。
ブランド名
ブランドの価格帯
国
ピックアップ財布の特長
ユニーク×高級感を併せ持つデザイン|フェンディ(FENDI)
『フェンディ』は1925年にイタリア・ローマで設立されたブランド。
革製品にルーツを持つ確かな技術力とレザーへのこだわりに、唯一無二のユニークなデザインが人気です。
フェンディを代表する「FF」モノグラムのグレーファブリックに鮮やかなイエローが映える人気の長財布。
品がありつつもユニーク。フェンディならではの雰囲気ですね。
“日本のエルメス”に相応しいハイクオリティ。幸福を呼ぶ高級パイソン財布|池田工芸
創業80年の老舗ブランド『池田工芸』が仕立てる、パイソンウォレットです。
「風水」や「縁起物」に詳しい方ならご存知のとおり「パイソンレザー(蛇革)」は、幸運&金運を呼ぶマテリアル。
今回紹介している財布は外装に、鱗の並びが美しいことで知られる「ダイヤモンドパイソンレザー」を選んでいます。
また、深いのある色味は、ヨーロッパで“幸運の象徴”とされるキジバトをイメージした「トゥルティエールグレー」。
つまり、縁起物であるパイソンレザーを、幸運カラーであるトゥルティエールグレーで染め上げる。まさに“最強の幸運パイソンレザー”というワケです。
なお、特徴的な素材ばかり取り上げてしまいましたが、縫製から端のコバ仕上げまで、“物の作り”としての妥協は勿論ゼロ。
80年を越える歴史の中で積み上げてきたノウハウと職人魂により、「日本のエルメス」と呼んでも過言ではないクオリティが実現されています。
表に縫製の糸が現れない“ステッチゼロ”で、『究極に美しいシンプル』を追及するブランド|スラー(SLUR)
“究極に美しいシンプル”を追及する『スラー』は、日本のブランド。
なめらかな曲線で描かれた乗り物を目にしたときに、理屈や理性ではなく、感性で「綺麗」と感じるプロダクトを手掛けています。
財布やバッグなど複数のジャンルを取り扱っていますが、何よりも特徴的なのは、そのすべてに、外装に糸の縫製が出てこない“ゼロステッチ”。
ブランドロゴや装飾で主張するのではなく、「ヴォッテガ」や「マルジェラ」のように、ただただ“プロダクトの良さ”で語るようなスタイルが好きな方にオススメです。
『スラー』の最高級ラインから発信されている、フラグメントケースです。
スポーツカーのようなエナメルレザーの外装と、最高級素材「スモールクロコダイル(ポロサス)」の内装とを組み合わせた一品。
素材のよさは言うまでもなく、物自体も、手間暇がかかるコバ塗りを徹底するなど日本職人の技術がこれでもかと投入されています。
昨今、長財布や二つ折り財布を使わなくなりつつあるけど、一級品のアイテムを手にしておきたい方のために仕立てられたミニマル財布の極致。
是非、お試しくださいませ。
だれもが一度は憧れた最強生物「恐竜」をモチーフにした二つ折り財布|池田工芸
創業80年を迎える日本のブランド『池田工芸』が、ブランド80周年企画として開発した『ジュラシック・クロコダイル』シリーズの二つ折り財布です。
誰もが一度は憧れる(と私は信じている)『恐竜』をモチーフに、タンナーさんと共同で開発した、グリーンマットクロコダイルレザーを採用。
高級感と躍動感が上手にミックスされた、高級二つ折り財布として完成しています。
クロコダイルのために開発された、ブランド・オリジナルのファスナー引手など、クロコダイルを美しく魅せるための要素が詰まった一品。
ハイブランドらしい完成度を誇る二つ折り財布を探している方は、是非チェックしてみてくださいね。
マドリード発のスペイン王室御用達|ロエベ(LOEWE)
『ロエベ』は、1892年のスペイン・マドリードで始まったレザーブランドです。
ファッションブランドとして有名ですが、元々はレザー製品を扱う工房でした。
スペイン王室から王室御用達の称号を拝命した歴史を持ち、現在は、スペイン国内に留まらず、世界に向けて新たなアイテムを発信し続けています。
ロエベのアイコンバッグシリーズ「パズル」のデザインを採用した、二つ折り財布です。
幾何学的な模様が実に個性的ですが、ベースカラーは落ち着きのあるブラウンなので、幅広いコーディネートとマッチしてくれます。
ブランドネームより「プロダクトの良さ」という本質を掲げるハイブランド|メゾンマルジェラ(Maison Margiela)
「シルエットの細いジャケットやボトム」を流行らせるなど、ファッションの歴史に最も大きな影響を与えたと言われる、フランスのファッションブランド『メゾン・マルジェラ』。
「ブランドの名前ではなく、物の良さを見てほしい」という想いを込めて考案されたステッチロゴ(ブランドタグをはぎ取った後に残るステッチ)は有名です。ブランドタグを剝ぎ取った後のステッチがブランドアイコンになってしまったのは、なんとも皮肉な話ではあります。
柔らかいカーフレザーから仕立てられた、三つ折り財布です。
シボ感のあるレザーを採用していることもあって、三つ折りフォーム時のコロッとした感じは、なんともキュート。
外装の「ステッチロゴ」や、内装の「11番に印がつけられたナンバータグ」など、マルジェラらしさもバッチリ込められています。11番のナンバータグは女性と男性のためのアイテムを意味しています。
昨今流行りの、ミニ財布。長財布などと比べると比較的価格も控えめなので、ハイブランドのアイテムを手にしてみようかなと悩んでいる方にはオススメです。
“モードの帝王”と“モードの革命児”が作り上げたもの|サンローラン(SAINT LAURENT)
“モードの帝王”イヴ・サンローラン氏が立ち上げ、“モードの革命児”エディ・スリマン氏がバトンを受け取った、ファッションブランド『サンローラン』。
シンプルでスタイリッシュなデザインに、上品なシルバーアクセント(箔押し、メタルロゴ etc.)を入れることで格式高さを演出してくれるアイテムを発信しています。
YSLのメタルロゴがアクセントに効いている、二つ折り財布です。
全体のデザインは“モード”を体現したかのように、シンプルそのもの。実にクールです。
シチュエーションやコーディネートを選ばず合わせられる万能デザインと言えますね。
イントレチャートの代名詞|ボッテガヴェネタ(BOTTEGA VENETA)
『ボッテガヴェネタ』は、イタリアを代表するラグジュアリーブランドです。
今でこそ多くのブランドで見られる「冊切りレザーを丁寧に編み上げる技法」イントレチャートを編み出したブランドとして、多大な影響を与えました。
ボッテガヴェネタのトレードマークである「イントレチャート」を採用した二つ折り財布です。
ブランドロゴの箔押しやメタルプレートのような強いアクセントはありませんが、イントレチャートの美しさは冠婚葬祭の場に適するほどフォーマルであるのが最大の特徴と言えますね。
▼紹介した高級財布のレビュー
ブランド名
ブランドの価格帯
国
ピックアップ財布の特長
※マラソン期間はX/XXの1:59まで!
本日中(X/XX)に購入すれば、楽天ポイント4倍!
※マラソン期間はX/XXの1:59まで!
本日中(X/XX)に購入すれば、楽天ポイント4倍!
鞄メーカーの技術力×現代的なデザイン|ポーター(PORTER)
『ポーター』は、日本の鞄メーカー・株式会社吉田(愛称:吉田カバン)が展開するブランドです。
「日本の鞄職人を絶やさない」という創設者の想いは今も紡がれ、日本国内の様々な工場・工房と提携して日本のものづくりを続けています。そのため、実は吉田カバン自体は自社工場を持っていなかったりします。
170年以上の歴史を持つ英国タンナー製ブライドルレザーを使用した、二つ折り財布です。ポーターの中でも、従来以上にクオリティを高めた“ハイクラス”に属するシリーズです。
肉厚のブライドルレザーを薄く加工し、外装だけでなく内装にも贅沢に採用。コバもしっかり磨き上げています。
普段の「おなじみ&定番のポーター」とは一味違う、キリリと引き締まったシャープなアイテムを是非、お楽しみください。
▼紹介した高級財布のレビュー
5.0
今までの財布に似た使い勝手の財布を探していて、一生モノにと決意して購入しました。見た目以上に軽くて、細部までしっかりとした造りにとても満足しています。開封直後に不用意に扱ったためブライドルレザー表面のブルームが一部分剥がれ落ちてしまいましたが、それも含めて経年変化が楽しみです。引用元:楽天市場
5.0
長く使える二つ折りの財布が欲しくて購入しました。
皮の品質も良く、大切に使いつつも味が出てくるのを楽しみに使っていきたいと思います。引用元:y
ブランド名
ブランドの価格帯
国
ピックアップ財布の特長
“ブランド”という存在の始祖|グッチ(GUCCI)
『グッチ』は、1923年にグッチオ・グッチ氏が開業したレザーショップから始まった、世界で最もポピュラーなブランドです。人類史上初の、デザイナーの名前をブランド名(店名)に掲げて品質保証を示す、ことをやったブランドでもあります。
ブランドロゴ「GG」をゴールドメタルでアクセントに効かせた二つ折り財布です。シチュエーションを問わず使いやすいドレス感と、高級ブランドを持っているラグジュアリー感をバランス良く整えた使いやすい一品です。
“イタリアのエルメス”とも称賛されるプロダクト|ヴァレクストラ(Valextra)
『ヴァレクストラ』は、1937年のイタリアで誕生したブランドです。ブランドの特徴は、装飾に頼らない「純粋な物としての美しさ」。
ただただ、ひたすらに「素材の良さを最高の技術で表現する姿勢」は、イタリアのエルメスと形容されることもあるほどです。
ミニマルデザインで仕立てられた二つ折り財布です。
ブランドロゴをアイテムに入れないことで有名なヴァレクストラですが、カードポケットの切込みでイニシャルの「V」を表現するのは、なんとも粋。細部にこだわるヴァレクストラらしいと言えますね。
「フランスの上品な暮らし」の代名詞|CELINE(セリーヌ)
『セリーヌ』は1945年にフランス・パリで創業されたブランド。
「女性の憧れ」のイメージがありますが、2018年にあの有名デザイナー「エディ・スリマン」がメンズラインを立ち上げ、世界中で話題になっているんです。
コインポケット/カードケース/札入れ、ほしい機能性を全て盛り込んだ上で、コンパクトかつスタイリッシュなデザインに仕上がっている三つ折り財布。
最高級カーフレザーのブラックと、シルバーのブランドロゴのアクセントで上品な1品に仕上がっています。
ストリートとモードを融合させた偉業の持ち主|バレンシアガ(BALENCIAGA)
スニーカーやパーカーなどストリートアイテムでも御馴染みの『バレンシアガ』は、実は創業100年を超える老舗ファッションブランドです。SNS時代に合わせて“神聖・不可侵”とも言われたブランドロゴの書体を早々に変更するなど、時代を読む目と行動力にも定評があります。
ブランドネーム(BALENCIAGA)が入ったシンプルかつ“バレンシアガらしさ”を感じられる三つ折り財布です。
札入れスペースの内側にカードポケットもついているので、コンパ黒ながらある程度の収容力を持っているのが嬉しいポイントです。
ブランド名
ブランドの価格帯
国
ピックアップ財布の特長
あとがき
以上、高級財布の選び方とおすすめブランドを紹介しました。
参考になりましたでしょうか?
是非、皆さんの理想に近い高級財布を見つけてくださいね。
『明治生まれの靴博士』編集部の玄木がお送りしました。
ではでは。
“こだわり” のプロダクト
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『池田工芸(いけだこうげい)』は、1942年に設立された日本のブランドです。
創業以来、エキゾチックレザーを用いたアイテムを数多く生産し、現在は日本国内の「クロコダイルレザー」と「パイソンレザー」界隈を牽引する存在として日々、ハイクオリティなアイテムを生み出しています。
自社工場で「素材磨き」から「縫製仕上げ」まで一貫生産・クオリティチェックできる体制の中、とにかくハイクオリティな“ものづくり”を徹底する姿勢は、「日本のエルメス」と表現しても過言ではありません。
なお、80年の歴史があるために、希少かつ上質なポロサス(スモールクロコダイル)を、大手メゾン(エルメス etc.)と分け合える数少ないブランドとされています。
「やっぱり日本製が好き」
「ロレックスよりグランドセイコーに惹かれる」
な方はぜひチェックしてみてください。