常に持ち歩くお財布。
他の革小物より人前に出すシーンが多いため、
財布の印象=持ち主の印象」なこともしばしば。

“人は四十にして惑わず”と言うように、揺るがぬ自信を持った40代の男性には、上質なお財布がよく似合います。

会計シーンで2ショットになるお財布。持つだけで雰囲気を格上げしてくれるような1品を選びたいですね。

そんなワケでこの記事では「40代のメンズにおすすめの財布」にフォーカス。

名だたるハイブランドの人気モデルや、
手仕事が際立つ日本ブランド・雑誌に常連のブランドなど、計20ブランドから40代メンズにおすすめの財布を厳選してご紹介します。

「そろそろ“いい財布”が欲しい」
「せっかくなら長く付き合えるアイテムを選びたい」
「40代の男性にお財布をプレゼントしたい」

そんな気持ちをお持ちの方々のお手伝いができれば嬉しいです。

40代メンズが注目したいブランド&おすすめ財布

それではさっそく、40代メンズなら必見なお財布ブランドを「日本ブランド」「海外ブランド」にわけて厳選してご紹介していきます。

手仕事が際立つ日本ブランド

引用元:mansaw.net(東京上野の『万双』)

「ブランドネーム」よりも「プロダクトとしての質の良さ」に目を向けたい40代。

大量生産が進む今、安いお財布は探せばいくらでもあります。そして正直なところ、それらがものすごく粗悪なワケでもありません。

引用元:cocomeister.jp(熟練工が仕立てる『ココマイスター』)

そんな今、これから紹介するようなブランドの
ちょっと高いけど、質のいい財布」を買うことは
職人の技術にお金を払う」ということ。
つまるところ、「モノづくりの未来に投資すること」なワケです。
引用元:tsuchiya-kaban.jp(TSUCHYA KABAN ーjournal)

2022年には英国老舗「ホワイトハウスコックス」が後継者不足で147年の歴史に幕を閉じ、2024年にはマフラーが世界的評価を受けていた1904年創業の「松井ニット技研」も廃業を発表しています。
この記事で紹介するブランドを、“伝説のブランド”にしたくない、そんな想いで執筆しております。

少し長くなりましたが、職人系ブランドのお財布を手にすることは「仕立ての良いプロダクトを持つことの満足感」と「革小物業界への投資」を両得できる、ってなワケで、みなさんぜひ、ブランドのストーリー含めごゆっくりご覧くださいませ。

<40代メンズにおすすめの日本ブランド一覧>

No.1『COCOMEISTER(ココマイスター)』

No.2『傳濱野(でんはまの)』

No.3『万双(まんそう)』

No.4『GANZO(ガンゾ)』

No.5『TSUCHIYA KABAN(つちやかばん)』

No.6『PORTER(ポーター)』

No.7『池田工芸』

No.8『yuhaku(ユハク)』

No.1
COCOMEISTER

【COCOMEISTER ザオークバーク・マールバラ の商品画像①】
引用元:cocomeister.jp

“大人の贅沢”を叶える日本製ハイエンド

▼ブランドの概要
日本の職人が、ヨーロッパの最高級レザーを用いてアイテムを仕立てる。
このシンプルかつ王道のプロダクトにより、2011年にデビューした『ココマイスター』。
創業から現在まで、一般流通していない(もしくは流通量が少ない)革を探すなど、最高級のマテリアルにこだわる姿勢は少しも陰りを見せていません。

【COCOMEISTER ザオークバーク・マールバラ の商品画像②】
引用元:cocomeister.jp

▼ピックアップ財布の特長
英国政府が管理の元で生み出される希少レザー「オークバーク」を編み上げた二つ折り財布です。
ミニ財布という限られた面積の中で、炭鉱で働く人々の無骨さ・タフさ・ロマンを表現した一品です。
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No.2
傳濱野

引用元:denhamanobag.jp

“老舗の当主が欲しいもの”を、皇室御用達の確かな仕立てで。

▼ブランドの概要
『傳濱野(でんはまの)』は、ロイヤルファミリー3代からご用命を受けた濱野家による、日本のブランド。
ブランドの設立は2013年ですが、バッグ作りの歴史は140年前の明治初期から。皇室に献上するフォーマルバッグを仕立てていただけあって、その仕立ての良さはお墨付きです。

そんな傳濱野のメンズラインは「数えきれないほどのレザー・財布を見てきたブランド当主が、自分で欲しいと思ったものを作る」シリーズ。

そんなコンセプトなだけあって、「これこれ、こういうのが欲しかったんだよ」という、大量生産では叶わないようなアイテムが展開されています。

引用元:denhamanobag.jp

▼PICKUPした財布
「ブランドロゴはなくていいんだけど、何もないのもさみしいんだよな」という人、多いのではないでしょうか。
こちらは、ロゴの代わりに「金箔糸のステッチ」をあしらったブランド人気No.1の二つ折り財布です。
ただの糸ではなく、金箔で作られた糸を採用しているあたりが「自分で欲しいものを作る」コンセプトならではですね。
実は採算度外視なのでは…?と密かに思ったりしています。
当然レザーにも相当のこだわり。
採用しているのは、一時は製法が途切れたことから“幻のレザー”とも呼ばれたイタリア産「バケッタレザー」です。

実際に当主が使っていたというサンプル。いますぐ育て始めたい…と思わされる、美しい艶とシワ感ですね。

このレザーの魅力は、深い色に美しく染まるエイジング
「財布が自分色に染まっていく感覚が好きでね」と、当主は楽しそうに語っていたそうです。

コインポケットはユニークな扇形。「小銭をたくさん入れてもかさばらないのがいいんだ」というユーザー視点で採用したカタチとのこと。
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27,500円
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28,600円
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40代メンズにおすすめの海外ブランド

No.1
BOTTEGA VENETA

【BOTTEGA VENETA 二つ折りウォレット の商品画像①】
引用元:bottegaveneta.com

イントレチャートの代名詞

▼ブランドの概要
『ボッテガヴェネタ』は、イタリアを代表するラグジュアリーブランドです。今でこそ多くのブランドで見られる「冊切りレザーを丁寧に編み上げる技法」イントレチャートを編み出したブランドとして、多大な影響を与えました。

【BOTTEGA VENETA 二つ折りウォレット の商品画像②】
引用元:bottegaveneta.com

▼ピックアップ財布の特長
ボッテガヴェネタのトレードマークである「イントレチャート」を採用した二つ折り財布です。
ブランドロゴの箔押しやメタルプレートのような強いアクセントはありませんが、イントレチャートの美しさは冠婚葬祭の場に適するほどフォーマルであるのが最大の特徴と言えますね。
Amazonで
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No.2
LOUIS VUITTON

【LOUIS VUITTON ポルトフォイユ・ブラザ NM の商品画像①】
引用元:louisvuitton.com

ハイブランドの王

▼ブランドの概要
1859年に旅行用トランク専門アトリエとして開業した『ルイヴィトン』は、現在、世界最大級のブランドグループLVMHの中核をなす存在として知られています。

仕立ての完成度が凄まじいことでも有名で、多く出回っている偽物ヴィトンを見分けるポイントも

  • ロゴエンボスが少し傾いているから本物じゃない
  • 縫製が少し乱れているから本物じゃない
  • 型押しと型押しが少し重なっているから本物じゃない

という風に「完璧じゃなければ、それはルイヴィトンじゃない」という認識になっていると言われています。本物ヴィトンの出荷前チェックをする人は、さぞ強い心臓をしているのだろうなと勝手に思っております。

【LOUIS VUITTON ポルトフォイユ・ブラザ NM の商品画像②】
引用元:louisvuitton.com

▼ピックアップ財布の特長
2016年に発表されてから人気シリーズの1つに仲間入りを果たしているルイヴィトンの長財布です。

ルイヴィトンの定番柄であるモノグラムを、ブラック×ブルーグレーの色合いで再解釈した「モノグラム・エクリプス・キャンバス」が実に特徴的。

16以上のカードスロットに加えて、コインポケットやフリースペースを備えているため、非常にタップリとした収納力があります。

公式通販で
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100,100円
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105,600円

あとがき

ここまで40代の男性におすすめの財布をご紹介しました。
“相棒”となる1品とは出会えましたでしょうか?

この記事は『明治生まれの靴博士』編集部の岡田がお送りしました。
それではまたどこかで。

皇室御用達『傳濱野』
メンズライン特集

引用元:denhamanobag.jp

“老舗の当主が欲しいもの”を、皇室御用達の確かな仕立てで。

▼ブランドの概要
『傳濱野(でんはまの)』は、ロイヤルファミリー3代からご用命を受けた濱野家による、日本のブランド。

その歴史はなんと140年前の明治初期から。
皇室に献上するフォーマルバッグを仕立てていただけあって、その仕立ての良さはお墨付きです。

そんな傳濱野メンズラインのコンセプトは、
数えきれないほどのレザー・財布を見てきたブランド当主が、自分で欲しいと思ったものを作る」というもの。

そのコンセプトなだけあって、
「これこれ、こういうのが欲しかったんだよ」
という、大量生産では叶わないようなアイテムが展開されています。

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