「人生は旅である」
かの松尾芭蕉はそう言い残しました。
そんな人生という長い旅路で、上質なメンズバッグはあなたに寄り添い続ける相棒的存在。
大袈裟に言いましたが、選び抜かれた上質な素材・熟練の職人による卓越した技術・時代を超えて愛される美しいデザインで仕立てられたバッグは価格以上の満足感を人生にもたらしてくれます。
この記事では一生モノのバッグにおすすめのブランドをご紹介。
あなたにぴったりの相棒になるバッグに出会えれば幸いです。
ポーター|土屋鞄|傳濱野|フェリージ|フィルソン|グローブトロッター|ベルルッティ|ルイヴィトン|池田工芸|ヴァレクストラ|ルイヴィトン|池田工芸|ロエベ|
一生モノのバッグに必要な条件
長く使えるバッグ選びは次の5つのポイントを備えているとベストです!
- 長く使える素材を選ぶ
- シンプルなデザインがベスト
- ライフスタイルに合ったサイズ
- 信頼できるブランドから選ぶ
- 使いやすさも要チェック
長く使える素材を選ぶ
一生モノのバッグを選ぶ際、素材の質は長く使えることがポイント。
上質な革や丈夫なキャンバス地を使ったバッグは、長年使い続けても素材が劣化しにくく、味わい深い経年変化を楽しめます。
特に、フルグレインレザーやコーデュラナイロンなど、耐久性に優れた素材がおすすめです。
シンプルで飽きのこないデザインがベスト
一生モノのバッグは、シンプルで飽きのこないデザインを選ぶことが大切。
トレンドに左右されないベーシックなデザインのバッグは、長年使い続けても色褪せず、様々なファッションとも好相性なワケです。
ライフスタイルに合ったサイズ
自分のライフスタイルに合ったサイズ選びもポイント。
普段の生活で必要なアイテムをしっかりと収納でき、持ち運びに困らないサイズ感が理想的です。
通勤用なら、A4書類やノートパソコンが収まるサイズ。
旅行用なら、数日分の荷物が収納できるサイズなど、自分のニーズに合ったサイズのバッグを選ぶことで、毎日の生活がより快適になるはずです。
信頼できるブランドから選ぶ
一生モノのバッグを選ぶなら、信頼できる老舗ブランドやMade in Japanのバッグがおすすめです。
歴史あるブランドは、長年培ってきた職人技術と品質へのこだわりを持ち、時代を超えて愛される製品を生み出しています。
また、日本製のバッグは、職人の繊細な技術と丁寧な仕上げが特徴で、耐久性と使い勝手の良さが魅力です。
長く使うためには、修理などアフターケアが充実していることもポイントです。
使いやすさも要チェック
どれだけかっこよくて上質なバッグであっても、使いにくくて使わなければ本末転倒。
一生モノのバッグは、優れた機能性を備えていることが大切です。
ポケットの数や配置、ショルダーストラップの有無など、使い勝手に直結する要素を吟味しましょう。
荷物を整理しやすく、必要なアイテムにすぐにアクセスできるポケット配置や、肩掛けと手持ちの2wayで使えるショルダーストラップなど、自分のライフスタイルに合った機能性を備えているかチェックしましょう。
個人的には、ポケットが多いバッグが好きです。
おすすめメンズバッグブランド9選
No.1『PORTER(ポーター)』
耐久性、機能性、美しさの三拍子揃ったプロダクトを展開しています。
ビジネスからカジュアルまで、幅広いシーンで活躍するPorterのバッグは、日本の誇るべきクラフトマンシップの結晶と言えますね。
No.2 土屋鞄(つちやかばん)
ランドセル作りから始まった「土屋鞄製造所」は日本職人仕立ての味わい深さが魅力。
実は、世界に向けてその魅力を発信すべくブランド名も「TSUCHIYA KABAN」に変更していたりします。
「いつまでも使い続けられる良いものを」という思いに共感する人におすすめ。
No.3傳濱野(でんはまの)
皇室御用達ブランドとして知られる『傳濱野(でんはまの)』。
メンズラインでは上質なイタリアンレザーを採用したシリーズや、不定期にオーダーの超希少ヒマラヤクロコダイルバッグなどが展開されています。
ブランド当主が「自分が作りたいと思ったものだけ、わがままに作る」のがメンズラインだそうで、それもあってか「この革をこれだけ使ってこの値段は安くないか…?採算度外視なのか… ?」と、勝手ながら思っています。
No.4フェリージ(Felisi)
トスカーナ地方の上質な革を使い、伝統的な技法と現代的なデザインを融合させた製品は、洗練された大人の男性に最適。
軽量で使いやすく、シンプルながらも品格漂うFelisiのバッグは、イタリアの職人魂が宿る逸品です。
No.5フィルソン(Filson)
過酷なアラスカの環境に耐えうる頑丈さを追求し、キャンバス地とレザーを巧みに組み合わせた製品は、100年以上経た今も変わらない品質を誇ります。
クラシックなデザインと抜群の耐久性を兼ね備えたFilsonのバッグは、アウトドアの歴史を体現する名品。
No.6グローブトロッター(Globe Trotter)
女王エリザベス2世も愛用した、伝統的な製法で作られる堅牢なボディは、旅の歴史を感じさせる。
クラシックなデザインと現代的な機能性を兼ね備えたGlobe-Trotterのバッグは、旅を重ねるほどに味わいを増す、まさに一生の相棒にふさわしいプロダクトです。
No.7ベルルッティ(Berluti)
一目見て「Berluti」とわかるバッグは、大人の男性の品格を引き立ててくれます。
No.8『LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)』
もはや語るまでもないかと思いますが、1859年に旅行用トランク専門アトリエとして開業し、現在、世界最大級のブランドグループLVMHの中核をなす存在として知られています。
象徴的なモノグラム柄は、世界中で愛され、品格と洗練さの象徴となっています。
No.9池田工芸
ラグジュアリーレザーの筆頭格であるクロコダイルですが、その唯一無二の斑模様ゆえに、裁断や縫製を美しく行うには高い技術が必要といわれています。
そのため、“ラグジュアリーなクロコダイル製品”には“最高級の素材”だけではなく“最高峰の仕立て”も必要なワケです。
クロコダイルを専門に扱ってきた池田工芸の熟練職人による仕立てはまさに圧巻。
高級レザーのポテンシャルを最大限引き出したラグジュアリーな1品を仕立てています。
No.10ヴァレクストラ(Valextra)
ミニマルで洗練されたデザインと、上質な素材が生み出す美しさは、時代を超えて愛されるプロダクトに仕上がっています。
一生モノのバッグを選ぶ際のTips
長く愛用できるメンズバッグを選ぶ際には以下のポイントをチェックしてみてください。
- 1. 自分のライフスタイルやニーズをよく考えて選ぶ
- 2. 実際に使用感をイメージしながら、写真や動画で確認する
- 3. ブランドの保証やアフターサービスを確認する
- 4. 価格だけでなく、価値を考えて選ぶ
- 5. 定期的なメンテナンスを行い、長く愛用する
きっと、長く愛用できる相棒に出会えるはずです!
1.自分のライフスタイルやニーズをよく考えて選ぶ
バッグを選ぶ際は、自分のライフスタイルやニーズをよく考えることが大切。通勤スタイルや、休日の過ごし方、よく持ち歩く荷物の量などから、最適なサイズやデザインを選びましょう。
また、フォーマルな場面で使うのか、カジュアルな場面で使うのかによっても、選ぶバッグが変わってきます。
例えば、ビジネスシーンで活躍するブリーフケースや、デイリーユースに最適なトートバッグ、旅行にも使えるボストンバッグなど様々な種類があります。
生活スタイルに合った種類のバッグを選ぶことで、毎日の生活がより快適になるはずです。
もう一つ、一生モノとして愛用していくには、自分の好みのデザインや色なことも重要です。
一生モノバッグは、自分らしさを表現するアイテムでもあるのです。
2.実際に使用感をイメージしながら、写真や動画で確認する
ECサイトで一生モノのバッグを選ぶ際は、実際の使用感をイメージしながら、写真や動画で商品の詳細をしっかりと確認することが大切です。
バッグの外観だけでなく、内部の構造や収納ポケットの配置なども、写真で細かくチェックしましょう。また、商品説明や動画で、バッグの素材感や開閉のスムーズさ、ショルダーストラップの長さ調節などを確認することができます。
ECサイトでは、同じバッグでも複数のアングルからの写真が掲載されていることが多いです。それらの写真を見比べることで、バッグのサイズ感やデザインのバランスを細かくチェックすることができます。また、動画で紹介されている場合は、バッグの使い勝手や素材の質感なども、より詳しく確認できるでしょう。実際に手に取ることはできませんが、写真や動画を活用することで、バッグの特徴をしっかりと把握することができます。一生モノのバッグ選びは、ECサイトでも十分に可能です。じっくりと商品ページをチェックして、自分に合ったバッグを見つけてください。
3. ブランドの保証やアフターサービスを確認する
一生モノのバッグをECサイトで購入する際は、ブランドの保証やアフターサービスを確認することも大切。
万が一、商品に不具合があった場合や、使用中に問題が生じた場合に、どのような対応をしてくれるのかを事前に知っておくことで、安心して購入することができます。
また、ブランドによっては、オンラインでの修理申し込みや、店舗での修理対応など、様々なサポート体制を整えています。
一生モノのバッグは、長く付き合っていくものだからこそ、購入後のサポートも重要な要素です。
ECサイトで購入する際は、ブランドの信頼性とアフターサービスの充実度も、しっかりとチェックしてください。
4. 価格だけでなく、価値を考えて選ぶ
一生モノの上質なバッグは、必然的に高価格。
しかし、長く使えるバッグを選ぶことで、結果的には満足度もコスパも高くなります。
価格だけでなく、素材の質や職人技、ブランドの信頼性などを総合的に判断し、自分にとっての価値を考えて選ぶことが大切です。
例えば、一流の職人が作り上げた革バッグは、使い込むほどに味わいが増し、自分だけの特別な一品に。
また、歴史あるブランドの製品は、品質への信頼があります。
高価に思えても、長く使えば使うほど、その価値を実感できるはずです。
一生モノのバッグは、単なる荷物入れではなく、自分のスタイルを表現し、人生の様々なシーンに寄り添ってくれる相棒なワケです。
自分にとっての特別な一品を、じっくりと選んでみてください。
5. 定期的なメンテナンスを行い、長く愛用する
せっかく一生モノのバッグを手に入れても、手入れを怠ってしまっては長く使うことができません。
特に革製のバッグは、定期的なお手入れが必須。
汚れを落とし、クリームを塗ってコンディションを保つことで、バッグの寿命がグッと伸びます。
大切に扱うことで、一生モノのバッグをより長く愛用することができます。
メンテナンスにかけた時間の分だけ、愛着もひとしお。
時間とともに変化する革の経年変化を楽しむのも、一生モノのバッグの醍醐味です。
「自分でやるのは不安…」な方は街のお直し屋さんに頼んだり、ブランドに問い合わせてみるのもおすすめです。
あとがき
ブランドの歴史や職人の思いに触れながら、ゆっくりと吟味してみてください。
この記事がきっかけで特別な一本と出会えたら幸いです。
【海外の高級ブランドを買う前に】
“日本のエルメス”に相応しい全身全霊のJAPANプロダクト『池田工芸』特集。
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創業以来、エキゾチックレザーを用いたアイテムを数多く生産し、現在は日本国内の「クロコダイルレザー」と「パイソンレザー」界隈を牽引する存在として日々、ハイクオリティなアイテムを生み出しています。
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ジャパンメイドに相応しい“丁寧な仕事”に加え、扱うマテリアルも特徴的。
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