国内外を問わず一流ロックミュージシャンに愛される『ファガッセン』というブランドをご存知でしょうか?
今回の記事では日本が世界に誇るデニムブランド「ファガッセン」にフォーカスして、ブランドヒストリーや人気モデルなどを紹介していこうと思います。
『ファガッセンって、どの国のブランド?海外?』
『有名人が着てるってホント?』
『どこで買えるの?』
そんな悩みや疑問をお持ちの方の手助け・お手伝いができれば幸いです。
ファガッセン(FAGASSENT)とは?
ロンドンでテーラーメイドを学んだデザイナーが立ち上げた日本のブランド
「ファガッセン」は、日本のデザイナー・青木俊樹(アオキトシキ)氏が立ち上げた岡山のデニムブランドです。
青木俊樹氏は、“デニムの聖地”岡山の「青木被服」にルーツを持ち、ロンドンのテーラーで仕事をしていたデザイナー。
ロンドンで学んだテーラーメイドの知識を持って、日本・岡山で新たに自身で立ち上げたブランドがファガッセンです。
コンセプトは、『歪んだクラシックス(Distorted Classics)』
東ロンドンにルーツを持つ青木氏がコンセプトとしたのは「歪んだクラシックス」。
ファガッセンのダメージデニムを見た時に美しい、と感じるのは、このクラシックに理由があります。
「テーラーメイド」と「ダメージデニム」という相反する存在を、ひとつの完成されたプロダクトに昇華。コレクションが発表されるたびに、「もはやダメージデニムの終着点ではないか…」というハイクオリティなダメージデニムを仕立てています。
2022年12月時点では、ECサイトと展示会で購入可能
2022年12月時点で、「ファガッセン」のアイテムはECサイトと展示会やセレクトショップで販売されています。
世界最高峰が集結して生まれる完全無欠のダメージデニム
ファガッセンが特に評価されているのが、そのクオリティの高さ。
それもそのはず、使用しているのは世界に誇る“デニムの聖地”岡山デニム。仕立てるのは創業60年を超える老舗デニムブランド。そしてダメージ加工をするのは、ディオールやサンローランなど名だたるスーパーブランドと同じライン。
妥協を許さない青木氏のリクエストは、その職人たちを困らせるほどだそう。
デニム生地から金具まで、全てブランド特注で製作した、コスト度外視の「世界最高クオリティのアルチザンデニム」です。
惚れ込んだのは、世界的アーティストたち。
ファガッセンは、世界的ロックミュージシャンから愛用されていることで有名です。
B’z、X JAPAN、ONE OK ROCK、GLAY、L’Arc〜en〜Ciel、Miyabi、リンゴスター、デヴィッド・ゲッタ、etc…その名前をあげればキリがありません。
また、ファガッセンはLOST ANGELSなどの姉妹ブランドも展開しており、そちらは中島健人さんやsnowmanも愛用しているとのことです。
あのハリウッド俳優 キアヌ・リーブスも来日の際にファガッセンのデザイナー・青木氏のもとを訪れたんだとか。
B’z 稲葉浩志
B'z コラボグッズも遂に発表! 夢のコラボが今から楽しみです! 稲葉さん着用のファガッセンのパンツ郡も更新👖☄️
↓↓https://t.co/3SoXVSb7Vc#bz#稲葉浩志 #fagassent#ファガッセン#mrchildren#glay#unite pic.twitter.com/tTTxNn8xLa— 青木被服 倉敷本店 (@aokihifukustore) August 31, 2021
世界的ギタリスト「Miyabi」
デザイナー・青木氏とキアヌ・リーブスの2ショット
Thank you so much for meeting with
Toshiki.
it was a great honour!#KeanuReeves #toshikiaoki #fagassent #okayama#キアヌリーブス pic.twitter.com/Fm7Isc3MZ5— FAGASSENT (@FAGASSENT) September 9, 2019
ファガッセンの人気5モデル
ここからは、ファガッセンが展開しているコレクションの中でも、特に人気の4モデル
- RANBU(乱舞)
- MUDAI(無題)
- VINE(ヴァイン)
- BLACK SHEPHERD(ブラックシェパード)
- BATTLE(バトル)
をご紹介します。
実際に商品を購入するときの参考にしてみてくださいね。
高級ブティックで褒められた『ファガッセンの全ての始まり』のデストロイデニム
ブルーデニムをベースに、膝周りのダメージ+脱色+ペンキと「ダメージの全て」を詰め込みつつも1本のデニムとして美しくまとめあげたコレクションです。
脱色やペンキの付け方、どちらかのバランスが崩れたらガラリと印象が変わってしまう。「完成されたダメージデニム」とはこのことではないか…と思わせてくれます。
アメリカのアーティスト「アダムランバート」の着用モデルとしても知られています。
無我夢中に手を動かしていた思い出を、辿り着いた「ダメージを巻きつける技法」のデザインに
ダメージ部分に書かれているテキストは、青木氏がロンドンで修行中に毎日綴っていた日記の文字だと言われています。
ダメージ加工を入れた後に『砂漠を彷徨ったような色合い』に後染めされているため、ダメージ側面もサンドベージュに染まっているのが特徴です。
GLAYのギタリスト「HISASHI」が着用したモデルとして知られています。
コーティング&クラッシュ! 手間暇かけて表現された、“東ロンドンの退廃”を味わえるブラック・デストロイデニム
東ロンドンの退廃的なイメージを「コーティングのヒビ割れ」でデニムに落とし込んでいるのが特徴です。
世界的に有名なDJ「デヴィット・ゲッタ」の着用モデルとして知られています。
【極限のダメージ表現】デザイナー青木自身、そしてヨーロッパのダメージデニムトレンドに影響を与えた一本
垂れ下がり、風に揺れる横糸の風貌は、確かに獲物に迫るブラックシェパード(猟犬)に見えますね。
このモデルは、黒いデニムをベースにしているように見えて、実は、元々は青いデニムから作られているのだから驚き。
青いデニム生地にブラック加工(ブラックオーバーダイ)することで、まるで、黒い砂の中から掘り返したかのようなヴィンテージ感が表現できるのだそうです。
リベットスタッズが最高にロックスター。ロックスターの生き様を表現したデストロイダメージデニム
サテン地の光沢感や、スタッズの煌めき、戦場を渡り歩いたかのようなダメージ感が、最高にロックな世界観を演出してくれます。
『B’z』の稲葉浩志さんが着用したモデルでもあります。
あとがき
以上、「ファガッセン」について、ブランドの特徴や人気モデルについて紹介しました。
参考になる部分があれば幸いです。
世界最高クオリティのアルチザンデニムを仕立てるファガッセン。
気になる方は、是非公式ウェブサイトやinstagramのアカウントを見に行ってみてはいかがでしょうか。
デザイナーの青木氏のインスタもチェックしてみてくださいね。