NHK「探検ファクトリー」に登場!日本最古の靴メーカー大塚製靴とは?

2023年8/5に放送されたNHK「探検ファクトリー」で、大塚製靴という日本最古の靴メーカーが紹介されました。

NHKで放映されている『探検ファクトリー』は、魅力あふれる町工場や工房、その周辺の町を漫才コンビ・中川家さんとすっちーさんが“探検”するという、工場見学バラエティー。
高度な技術や職人技、さらに面白社員や名物社長などを発見し、“日本のもの作りの底力”や“働く人の情熱”を毎週楽しく紹介してくれる人気の番組です。

探検ファクトリー
URL:https://www.nhk.jp/p/ts/Y5G7RL6WX3/
NHK総合 毎週土曜 昼12時15分~12時40分 放送

8/5の放送に登場した日本最古の靴メーカーは、大田区に工場をかまえる「大塚製靴」というブランドです。
放送の情報を見て「大塚製靴ってどんなブランドなんだろう?」「どんな靴があるんだろう?」と興味を持った方もいらっしゃるかもしれません。

そこでこちらの記事では、150年におよぶ大塚製靴の歴史や技術が息づく名品や、いま人気のアイテムなどもまとめてご紹介いたします。

「探検ファクトリー」でも紹介されたように、150年受け継がれてきた職人の技術が活きる一生物の革靴や、現代のライフスタイルに合わせて革靴職人の技術で作られた驚くほど履きやすい革靴スニーカーなど、それぞれの靴についても少し詳しく書いていますので、よかったらご覧になってみくてださい。

目次 – 項目をクリック/タッチすると、該当コンテンツへとびます –

    1. 創業150年、日本最古の靴メーカー大塚製靴とは?
    2. 大塚製靴が得意とする「グッドイヤーウェルト製法」
    3. 「探検ファクトリー」に登場した靴はどれ?
    4. 大塚製靴で人気のはきやすい靴は?
    5. おわりに

創業150年、日本最古の靴メーカー大塚製靴とは?

大塚製靴は、明治5年(1872年)に創業した日本最古のシューメーカーです。
初代、大塚岩次郎が創業したのは、若干14歳の頃。

類まれなる情熱と才覚で、なんと19歳の時には皇室御用靴を拝命し軍靴も一手に引き受けていたというから驚きです。

そのポリシーは、単純明快。「日本人の履きやすい西洋靴を作ること」-

「日本人にとって本当に良い靴とは何か」本当に履きよい靴を目指し、大塚岩次郎が答えを求めたこの問い。
時代が変われば当然、良い靴という言葉の意味することも変わっていきます。
150年たった今もなお、大塚製靴は初代岩次郎が追い求めた、終わりの無い問いの答えを模索し続けているんです。

ブランドの高い技術力と品質へのこだわりを象徴しているのが、フォーマルの“王道”とも言える内羽根ストレートチップの靴や、成熟した品格を感じさせるモンクストラップの靴など。
近年では数少なくなった熟練の靴職人たちの技術が息づく「M-5」シリーズは、革靴好きの間では名品として有名です。

その長い歴史の中で培ってきた技術と信頼により、時代を超えて多くの人々に愛されている大塚製靴。
一番の特徴は、日本人の足に合わせた設計と、長年にわたる経験と技術により生まれる、快適さとデザイン性の高さです。

近年は「M-5」シリーズなどの革靴だけにとどまらず、「レザースニーカー」などの新しい分野でも、高い評価を得ています。

大塚製靴が得意とする「グッドイヤーウェルト製法」

放送では詳しく触れられていませんが、大塚製靴の革靴作りの特徴として有名なのが、「グッドイヤーウェルト製法」です。

グッドイヤーウェルト製法は、1875年(明治8年)にアメリカのチャールズグッドイヤー二世によって完成された機械式製靴法。
構造上、アッパーソールの交換が可能で長く履くことができる、またフィット感のある履き心地が実現できる、という特徴のある製靴法です。

大塚製靴は早くからこの新技術に着目。
職人の技術の良さと機械式製靴の精度の高さを組み合わせた独自の靴づくりを研究し、1921年(大正10年)には、東アジア圏では初となるグッドイヤーウェルト製法を使った独自の生産体制を確立させました。

実はこの機械と工場は対象12年の関東大震災で一度消失してしまうのですが、大塚製靴は震災からの復旧をすぐに決断します。
震災翌年には早くも新工場を完成させ、機械一式をそろえなおして靴の生産を始めたという、グッドイヤーウェルト製法での靴作りへの情熱があらわれているエピソードも残っています。

NHK「探検ファクトリー」に登場した靴はどれ?

大塚製靴|アクティブさと気品のどちらも叶える。日本人の70%の足型に合う「150年ラスト」の外羽根Uチップ

大塚製靴 M5-1504 外羽根Uチップ
引用元:shoe-collection.jp

放送時に冒頭で紹介されたのが、こちらの外羽根Uチップの革靴です。
はきこむほどに深みを増していく手染めの色合いに気品がありながら、Uチップのデザインでアクティブな印象も。

英国の成熟した「カントリー・ジェントルマン」をイメージしたというコンセプトにふさわしい仕上がりになっている一足ですね。

見た目の美しさもさることながら、驚くのはその履きやすさ。150年の研究から生まれた、現代日本人の70%の足型に合うというラストのフィット感が、革靴を履いていることを忘れさせるほどの履き心地、と靴好きたちの間でもひそかに話題になっています。

大塚製靴 M5-1504 外羽根Uチップ Country Gentleman”(カントリージェントルマン) の特徴まとめ

革靴の種類

外羽根Uチップ

カラー展開

バーガンディ

製法

グッドイヤーウェルト製法

特徴、キーワード

日本製、ダイナイトソール、日本製革靴の最高峰
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購入する
99,000円
公式通販で
他の革靴を見てみる

大塚製靴で人気の靴は?

【シルエットと履き心地、両方こだわりたい人へ】老舗メーカーが仕立てた、スリムと快適な履き心地を両立させたスニーカー

大塚製靴 HS-6009 クラシックレザースニーカー
引用元:shoe-collection.jp

大塚製靴の靴で近年人気が高まっているのが、まるで革靴のように美しいシルエットの、こちらのレザースニーカー。
「履きやすいレザースニーカーは気になるけど、やっぱりシルエットがかっこいいから革靴を選んでいる」そんな人に一度試してみてほしい一品です。
写真のとおり、非常にエレガントな細いシルエットなので「格好いいけど、足が入るだろうか…」と心配する人も多いのですが、実は靴幅3E仕様
見た目のスリムさからは想像できないほどの“優しい一体感”が特徴です。

土踏まずの部分をグイッと引き上げるような設計になっているので、学生時代にスポーツをやっていた人は、野球やサッカーのスパイクの“フィット感”を思い出すこともあるかもしれません。

カラーラインナップは、人気の「バーガンディ」に加えて、昨今のビジカジ通勤にも合わせやすい「ブラック」「ネイビー」「ブラウン」、お洒落な「ホワイト×ネイビー」「クロコ型押し」などを展開中。

「ちょっと奮発して、高品質なスニーカーを探したい」
「いい日本製スニーカーを探している」

という方には、ぜひ是非オススメしたい一足と言えます。

大塚製靴 HS-6009 クラシックレザースニーカー の特徴まとめ

アッパーの素材(足の甲をつつむ部分の素材)

天然皮革(牛スムース)

ソールの種類(靴底の種類)

モールドラバーソール

バンプの長さ(≒つま先から靴ひも1列目までの長さ)

ほどほどに長いドレス感

特長

日本最古の紳士靴メーカー、野球スパイクのように土踏まずにフィット、歩き心地◎

ブランド名

大塚製靴

生産

日本
公式通販で
購入する
39,820円
公式通販で
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おわりに

今回は、NHK「探検ファクトリー」に登場する大塚製靴についてご紹介いたしました。

大塚製靴は150年の長い歴史を持つブランドですので、調べれば調べるほどにたくさんの魅力が見つかります。
放送を見て興味を持った方は、プロのシューフィッターの方も常駐する六本木の直営店に足を運んだり、ネットショップをじっくり見てみると、その魅力を深く知れることと思います。

技術の高い職人が手掛ける「M-5」シリーズは、ネットショップでは現在2~3ヶ月待ちの状態。
テレビでの放映後はさらにお届けまでに時間が可能性もあるので、今のうちにチェックしておけるといいですね。

こちらの記事が、大塚製靴の深い魅力にふれるきっかけとなれば幸いです。

大塚製靴オンラインショップ
https://www.shoe-collection.jp/
大塚製靴の店舗 シューマニュファクチャーズ[オーツカ]

六本木ヒルズ ウエストウォーク4F
11:00~20:00 ※金・土・祝前日は21:00まで営業
(年中無休)


〒106-0032 東京都港区六本木6-10-1
MAP

TEL:03-3497-1872 、FAX:03-3497-1880

明治5年から150年近く“日本人の足のための靴づくり”を続けてきた、日本最古の紳士靴ブランド『大塚製靴』。

 

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