夏は勿論のこと、ソックスと合わせることでオールシーズン愛用する人も多い「レザーサンダル」。
しょせん素材を革(レザー)に変えただけのサンダル。。。。なのに、こうも大人らしく、そして誤解を怖れずに言うなら
『なんか、ちゃんとしている感』
『すごく贅沢なイメージ』が
グッと増すのは、流石レザー恐るべし、と言ったところ。
「サンダルの機能性」と「革靴系の上品さ」を兼ね備えているわけですから、冷静に考えてみれば、血筋としてのポテンシャルは凄く高いですよね。
そういう訳で今回は、レザーサンダルにフォーカスして、基本知識やオススメモデルを解説・紹介していきます。
「コンビニ行くときサンダル履いてるけど、ラフ過ぎて一瞬躊躇する」
「お洒落な感じはあるけど、オススメってなに?」
そんな悩み・疑問をお持ちの方のお手伝いができれば幸いです。
では、いきましょう。
レザーサンダルの特徴・メリット
まず始めに、レザーサンダルの特徴・メリットを整理していきましょう。
上品&ラグジュアリーな印象になる
すごくラグジュアリー。
何よりも、まずはコレです。
革靴やスニーカーと比べると、サンダルって、何となく安物っぽいイメージがありませんか?
そのサンダルが上品に見えるというのは、見た時のギャップが凄いです。
ググッとラグジュアリー感が増すので、履いている本人の満足感だけでなく、「この人、お洒落に気を付けている人なんだな」という周囲の人に与える印象にも影響してくるでしょう。
そして、装飾を加えて高級感をUPさせているわけでもないため、とても上品です。
小手先の着飾りでなく、素材の良さでストレート勝負している“潔さ”があるとでもいいましょうか。
経年変化で、使い込むほど足に馴染む
レザー素材特有の特徴である経年変化。
革靴などは、履けば履くほど革素材が柔らかくなっていく感じを体幹できますが、レザーサンダルでもそれに近い感覚が楽しめます。
ただの劣化ではなく、使い込んでる感になるのは、嬉しいものですよね。
育てている感が出るので、長く大切に使いたくなります。
選ぶときは「革の素材」と「サンダルの種類」の2軸で
レザーサンダルの特徴・メリットを整理したところで、次はレザーサンダルを選ぶときの軸について解説していきます。
レザーサンダルを選ぶときの軸、それは
- 革の素材
- サンダルの種類(形状)
です。
それぞれ解説していきますね。
素材は、より上品な「スムース」or ちょっとカジュアルな「スエード」
サンダルの種類(形状)も重要ですが、やはり、まずはレザーの素材感。
ツヤ・光沢がある「スムースレザー」を選ぶのか。それとも、マットな素材感が特徴の「スエードレザー」を選ぶのか。それだけで、印象はガラっと変わります。
では、それぞれのレザーの特徴を見ていきましょう。
より上品に寄せたいときの「スムースレザー」
艶があり、光沢がある、いわゆる一般的なレザーは「スムースレザー」と呼び分けられます。高級感ある光沢と柔軟性があるのが特徴です。
上の下あたりのカジュアルさが欲しいときの「スエードレザー」
レザーはレザーでも、マットな質感としっとりと肌に馴染む感覚が特徴なのが、スエードレザーです。
履き心地やデザインで決めたい「サンダルの種類」
素材を決めた後は、サンダルの種類・形状です。
形状は「脱げやすくて、ちょっと苦手」や逆に「ここまで固定するならサンダルの意義がない」など、個人のこだわり・得手不得手が出る部分でもあります。
お洒落なデザイン性にこだわるだけでなく、サンダルとしての機能性もチェックしてくださいね。
リゾート感満載! オーソドックスな「フラップ」
サンダルとして非常にオーソドックスではありますが、「指の間が痛い」ということで苦手も人も結構多いのではないのかなと思っています。
スリッパみたいに着脱ラクチン「スライダー」
とにかく脱ぎ履きが楽なのが最大の特徴といえます。
足にカッチリ固定できる「ストラップ」
構造的に靴に一歩近づくため、これまでに紹介したタイプより少しドレス感が増しています。
サンダルの中でも、かなりドレスな「グルカ」
つま先まで革があるため、本格革靴の面影が強く、サンダルの中でもかなりドレス感が高くなっているモデルが多く販売されています。
並ぶベルト&バックルがお洒落な「グラディエーター」
古代ローマの剣闘士(グラディエーター)が履いていた履物をモデルにしたものです。
おすすめレザーサンダル11選
ここからはオススメのレザーサンダルを紹介していきます。
実際に購入するときの参考にしてみて下さいね。
※掲載している参考価格や各通販サイトでの販売価格は、2022年1月時点のものです。予めご了承くださいませ
– 参考価格 – 12,500円 |
– 参考価格 – 19,800円 |
– 参考価格 – 16,500円 |
– 参考価格 – 123,200円 |
– 参考価格 – 77,000円 |
– 参考価格 – 16,500円 |
– 参考価格 – 4,400円 |
– 参考価格 – 2,773 円 |
– 参考価格 – 14,300円 |
– 参考価格 – 【完売中』 |
– 参考価格 – 15,400円 |
– 参考価格 – 5,390円 |
– 種類 – ストラップ |
– 種類 – フラップ |
– 種類 – フラップ |
– 種類 – グルカ |
– 種類 – フラップ |
– 種類 – グルカ |
– 種類 – グルカ |
– 種類 – フラップ |
– 種類 – スライダー |
– 種類 – スライダー |
– 種類 – ストラップ |
– 種類 – グラディエーター |
– 素材 – ハイドロレザー |
– 素材 – イタリア製レザー |
– 素材 – ウルトラスエード |
– 素材 – レザー |
– 素材 – パイソンレザー |
– 素材 – レザー |
– 素材 – アンティーク加工レザー(天然皮革) |
– 素材 – 天然皮革 |
– 素材 – ― |
– 素材 – ― |
– 素材 – カウレザー |
– 素材 – ケア不要のフェイクレザー |
歩き心地や撥水性にこだわっているイギリスのレザーサンダル
アッパー(足の甲を包む部分)には水をはじく加工を施したハイドロレザーを採用しているため、雨の日も安心。サッと脱いで足だけ吹けばOKです。
独自の圧着技術でソールをくっつけているため非常にタフ。ブランドの起こりに違わず、履き心地にもこだわった1品です。
▼紹介したレザーサンダル
5.0
厚底が歩きにくいかと思ったが大丈夫でした。背が低いので服とのバランスが良くなりました。配送も早くて助かりました。引用元:楽天市場
イタリアの素材と職人技で作られた、ラグジュアリーフラップサンダル
形状としては“いわゆるスリッパタイプ”なのですが、イタリアンレザーの「ムラ感」「光沢感」「天然素材だからこその不均衡さ」が、大人のラグジュアリー感にピッタリな印象に仕上がっています。
アウトソールにはラバーを貼り付けているので、グリップも効いていますよ。
ハワイ生まれ(企画)、ハワイ育ち(製造)のリゾートサンダル
ブランドの象徴ともいえる「ホースビット」を添えた、『グッチ』のラグジュアリーサンダル
創業80年の「老舗エキゾチックレザー工房」が裏メニュー店で、こっそり販売しているパイソン革サンダル
「長くエキゾチックレザーを扱ってきた池田工芸だからこそ」という誇り。
「世の中に無い物を作ってみたい」というロマン。
「これまで作ったことのない靴ジャンル」という開拓スピリット。
それらを注ぎ込んで仕立てられた一品です。
紹介している動画へのリンクは、下の方に用意していますので、興味がある方は動画も込みで、どうぞご覧くださいませ。
スニーカーでお馴染み、チャックテイラーのグルカサンダルver.
真上から見るほどリゾート感ある印象になりますが、ソールの側面(マッドガード部分)を見ると、“オールスター感”が見て取れますね
スタンダードなグルカサンダルをお探しの方へ
足の甲で交差する生地1枚1枚に手仕事でアンティーク加工が施され、シンプルながらも奥深い表情に仕上がっています。
アウトソールには溝が並んだものを採用することでグリップ力をアップ。滑りにくいようになっています。
余計な装飾一切なし! なお手軽価格のレザーサンダル
色はブラックとダークブラウンと、これまた定番をおさえています。
ちょっとコンビニまで行きたいときに、重宝しますよ。
天然ゴム混合コルク素材で、足をキャッチしてくれる一足
グラディエーターテイストなスライダーサンダル
スリッパのように脱ぎ履きできるスライダータイプではあるのですが、足の甲を覆う生地の枚数が多いため、グラディエーター風なデザインに仕上がっています。
かかとや土踏まずなどに、クッション材を仕込むことで歩きやすさをUP。
グラディエーターサンダルに興味があるけど、かかとは固定しなくていいんだよなあという方にピンポイントにオススメしたい一品です。
革靴ジャンルでコンフォートな履き心地を目指すブランドのレザーサンダル
サンダルなのに、どこか重厚感もあるグラディエーターサンダル
フラットなソールではなく、かかとに高さを少し持たせているため、より上品な印象に仕上がっていますね。
足首まで留めるタイプなため、脱ぎ履きのしやすさは損なわれている物の、ハイカットスニーカーのようにスリムながらも存在感あるデザインを楽しめますよ。
あとがき
以上、レザーサンダルの基本知識とおすすめモデルを紹介しました。
参考になりましたでしょうか?
サンダルらしい軽快さとリラックス感がありつつ、革靴由来の上品さをもつという、ある意味、最強のアイテムレザースニーカー。
夏履きは勿論、秋や冬先のちょっとした外出で楽したい&お洒落もしたいときに、ぜひ、試してみて下さいね。
『明治生まれの靴博士』編集部の玄木がお送りしました。
ではでは。
明治5年から150年近く“日本人の足のための靴づくり”を続けてきた、日本最古の紳士靴ブランド『大塚製靴』。