おすすめ革靴ブランド15選。知っておきたい名門を厳選。ビジネスシューズの選び方も解説します。

大塚製靴（Otsuka）

国内にドレスシューズを定着させた、日本最古の紳士靴メーカー。創業1872年。時代の潮流を読み取り、レザースニーカーにも着手済。

一足買うなら：“150年ラスト”の「The Otsuka」

リーガル（REGAL）

日本製革靴の王道。視える部分には最高級素材を。視えない部分にはスペックを満たす格安素材を。という具合に合理的な靴づくりを進めている。
ちなみにリーガルは「シェットランドフォックス」「マスターリーガル」「リーガルトーキョー」など高級ラインも多数。

銀座ヨシノヤ

皇室御用達。

マドラス

1873年創業の老舗。最近はインソールの開発に注力。
余談ですが、三代目J Soul Brothersの岩田剛典さんはマドラスの社長の息子だそうです。

三陽山長（さんようやまちょう）

“職人の技”と“最高の素材”を惜しみなく全力投入して最高のクオリティを追及。世界に誇る、日本の高級革靴ブランド。
意外と創業は2001年。

一足買うなら：内羽ストレートの「友二郎（ともじろう）」

スコッチグレイン（Scotch Grain）

東京は浅草の「ヒロカワ製靴」が手掛ける日本製革靴の登竜門。「日本製」「全ラインナップをグッドイヤーウェルト製法仕立て」「そこそこリーズナブル」な三拍子が揃うブランド。アウトレットもあるので最初の一足におすすめ。

ハルタ（HARUTA）

学生靴のローファーといえばハルタ。そのイメージが強すぎるゆえ、革靴を購入する時の選択肢に入りにくいが、実はコスパ優秀なブランド。カジュアルファッションと合わせやすいデザインが多い。

ユニオンインペリアル（UNION IMPERIAL）

千葉発のmade in japanブランド。創業は1952年。日本国内で「マッケイ製法」を普及させたパイオニア的存在。「マッケイのユニオン」とも称されます。

今筆者が欲しいのはsu502。ハンドソーン仕立てです。

宮城興行（みやぎこうぎょう）

山形のブランド。「謹製誂靴（きんせいあつらえぐつ）」というカスタムオーダー靴が代名詞。ふるさと納税もあります。

raymar（レイマー）

静岡でOEM生産をしていた「サンレイ」さんが2014年に立ち上げた自社ブランド。品質・デザインがいいのにお手頃。インスタグラムで#raymarの投稿数が多い（筆者談）。

いま筆者が欲しいのはこちらのハッチグレインUチップ。

ショーンハイト

創業1962年、千葉発の「東立製靴」の自社ブランド。比較的お手頃。

オリエンタル

1957年創業の東洋製靴さんのブランド。奈良発の本格革靴。革靴というと浅草なイメージが強いかと思いますが、奈良も有名なんです。
オリエンタルさんも参加している、奈良の靴工場7社が合同でやってるブランドKOTOKAもいいですね。
ふるさと納税もやってます。

ウィールローブ

浅草発のブランド。アメトラを彷彿とさせるデザインが人気。
https://wheelrobe.com/

ラッドシューズ

こちらも浅草発。The Ruttshoes &Co.。ハンドソーンにこだわるブランド。
VチップのRIDLEYがアイコン。
aldenの54321をさらに豪華にスキンステッチにしたような雰囲気。

トレーディングポスト

1984年創業。輸入販売（セレクトショップ）から始まり、オリジナルブランドも展開。革靴のセレクトショップのパイオニア的存在。

42ndロイヤルハイランド

1983年創業。42nd royal highland。英国の精神を取り込んだ日本人のための靴。

ロイドフットウェア

日本人のための木型の革靴を英国で生産する、他にはないブランド。
イギリスの靴が好きだけで足に合わない…な方はぜひ。

ブラザーブリッジ

浅草発。ミリタリー系、ブーツ系が人気。

ハロゲイト

日本人とイギリス人デザイナーによるブランド。生産はインド。2020年創業ながら、すでに人気。
余談ですが、インドは英国植民地だったこともありブリティッシュメイドが得意なお国柄です。

トーキョーフットテーラー

浅草発の革靴メーカーが共同で作るブランド。カスタムオーダーメイド。24cm以下のサイズも取り揃えているのはかなりレア。

and more…。全部欲しいですね…。
まだまだ書ききれないので、随時追記していきます。

🇬🇧エドワードグリーン(Edward Green)

1890年、革靴の聖地イギリス・ノーサンプトンで創業。最高峰ブランド。徹底的な品質至上主義。言うことなし。
代表モデル：「ドーバー」「チェルシー」

🇬🇧クロケット＆ジョーンズ(Crockett&Jones)

下請け時代にノウハウを積み上げていたら、気付けば世界一のノウハウをもつメーカーと呼ばれるようになっていた。現在、ジェームズボンドの足元を守っているブランドでもある。

代表モデル：「オードリー」「キャベンディッシュ」

🇬🇧ジョセフチーニー(JOSEPH CHEANEY)

最初の英国革靴を探すなら、まずはココ。親会社ごとプラダに買収されたと思ったら、親会社の元経営者にチーニーだけ買収されるという人気メーカー。

🇬🇧トリッカーズ(Tricker’s)

英国王室御用達。1足を1人の職人が最初から最後まで担当。カントリーシューズといえばトリッカーズ。トリッカーズと言えばカントリーシューズ。

代表モデル：「バートン」「モールトン」

🇺🇸オールデン(Alden)

アメリカの革靴文化をけん引してきた存在。“革のダイヤモンド”ことコードバンを生産していたメーカーのピンチを「2年分の革を一括購入」して救った逸話は有名。
代表モデル：「990」「54321」

🇺🇸ジーエイチバス（G.H.BASS）

ローファーの代名詞的ブランド。世界で初めて「ローファー」を作った。価格も3万円あたりとお値ごろなので、本格ローファーの1歩目におすすめ。

代表モデル：「ローガン」

🇺🇸コールハーン(Cole Haan)

1928年創業。デザイン性ボリューミーなラバーソールと本格革靴を融合させるなど、時代に合わせたプロダクトをリリース。

🇮🇩ジャラン・スリウァヤ（ジャラン・スリワヤ）

インドネシアの革靴ブランド。機械縫いが進む時代の中で絶滅危惧種になった「手縫い靴」を破格の4万円代で購入できる数少ないブランドの１つ。

🇪🇸バーウィック(Berwick)

イギリス革靴の堅牢性とイタリア革靴の色気を両立させた「THEスぺイン革靴」を、とにかく合理的に生産（素材の大量調達。最新機材の投入 et.）。価格も比較的安いので革靴初心者向き。最近インスタでよく見る（筆者談）

🇪🇸カルミーナ(Carmina)

スペインの高級革靴ブランド。革靴本家ともいえるイギリス以上のグッドイヤーウェルト製法を操る。

🇫🇷パラブーツ(Paraboot)

フランスでは「大人になったらパラブーツを履け」と言われるほどのフランス国内に広く浸透。登山靴由来の製法なので、それはもう頑丈。

代表モデル：「シャンボード」「ミカエル」

🇫🇷ジェイエムウエストン（J.M.Weston）

1891年フランスで創業。実はアメリカ靴製造にルーツがあったりもして、トラッドな雰囲気。ローファーが大人気。

代表モデル：「641ゴルフ」「180 シグネチャーローファー」

テクシーリュクス

革靴のデザインとスニーカーの履き心地を合わせた、コンフォートシューズを展開。この価格帯では最高峰。最近フォーマルなラインナップを展開開始。

ホーキンス

1850年のイギリスで誕生したブランド。ただ現在は、ABCマートが商標権を取得していて企画から生産まで手掛けているため、伝統の英国革靴！というよりも、隠れた名作があるリーズナブルブランドとして評価を集める。

ジーノ

楽天ランキング上位の格安革靴ブランド。「革靴として履ければよし!!」な人に大人気。ソール裏にさりげなく装飾を入れるなど、意外とこだわる。

ジンク

お財布に負担は欠けたくないけど、本革のクオリティは維持したい層をピンポイントで狙う。ある程度の見栄えがないと困る状況（冠婚葬祭 etc.）が差し迫ったときの救世主。

ベルルッティ(Berluti)

フランスの革靴ブランド。革靴というよりも、もはや芸術品と思いたくなるようなモデルを販売する。革靴界隈の嗜好品の極致の１つ。シャンパンで靴を磨く集いがあるとかないとか。

ジョンロブ・ロンドン(John Lobb)

世界で最も格式高い革靴ブランド。いわゆるキングオブ革靴。ビスポーク靴（オーダーメイド靴）のみを仕立てているので、イギリス現地の実店舗で注文しないと買えないとされる。