“人は三十にして立つ”と言うように、人生の黄金期を迎える30代には上質なバッグがよく似合います。
休日からビジネスまで、ほとんどのシーンで必須な「バッグ」は服と同様もしくはそれ以上に持つ人の印象を左右するアイテムなのです。
「若い頃は適当なバッグでも気にならなかったけど、そろそろ年相応の“格があるバッグ”が欲しいな」
なんて思っている方に向けて、この記事では
「30代男性に持って欲しいバッグ」にフォーカス。
ここから選べば間違いない!なおすすめ13ブランドをご紹介します。
ポーター|マスターピース|土屋鞄|イルビゾンテ|コーチ|ボッテガヴェネタ|アニアリ|ブリーフィング|ノースフェイス|傳濱野|
皇室御用達ブランド
30代男性に持って欲しいメンズバッグ 人気ブランドランキングTOP10
No.1『PORTER(ポーター)』
『ポーター』は、日本の鞄メーカー・株式会社吉田(愛称:吉田カバン)が展開するブランドです。
ナイロン素材で上質感/高級感あるアイテムを探している方はポーターを選べば間違いない!と言っても差し支えない知名度と仕立て・デザインの良さを誇ります。
男性へのプレゼントにも人気のブランドです。
No.2 『master-piece(マスターピース)』
そのブランド名の通り、時代流されない傑作デザインのバッグを仕立てる『マスターピース』。
シンプルだけど、ちょっとアクセントが効いてる(パイピングの色など)デザインに加えて、機能性の高さも人気の秘密。
「ポケットは多ければ多いだけいい!」という、筆者と同じ考えの人におすすめです。
No.3『土屋鞄製造所(つちやかばん)』
ランドセル作りから始まった「土屋鞄製造所」は日本職人仕立ての味わい深さが魅力。
実は、世界に向けてその魅力を発信すべくブランド名も「TSUCHIYA KABAN」に変更していたりします。
「いつまでも使い続けられる良いものを」という思いに共感する人におすすめ。
No.4『IL BISONTE(イルビゾンテ)』
イタリア発のブランド『イルビゾンテ』は経年変化が魅力のブランド。
性別を問わないアイテムを展開していて、男女問わず人気です。
お揃いや、色違いでの購入も多いそうです。
女性ウケがいいのも頷ける、「男に持って欲しいバッグ」のひとつの正解と言ってもいいかもしれないブランドですね。
No.5『COACH(コーチ)』
「身近なラグジュアリー」をコンセプトに掲げるコーチ。
ぱっと見のラグジュアリー感と価格のバランスはナンバーワンだと思います。
ブランドロゴが華やかにデザインしたキャンバスもかっこいいですが、女性ウケを考えるとシンプルな黒が外さないかな…と筆者は思います。
No.6『BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)』
ブランド名を日本語にすると「ヴェネタの工房」であるように、とにかく仕立ての良さが魅力のブランドです。
「イントレチャート(編み込み)=ボッテガ」くらいの地位を築いているので、ブランドロゴがなくてもブランドものだとわかる数少ないブランドです。
こと女性ウケに関しては、主張の強いロゴは避けるのがベターなので、見え方を気にする人にこそおすすめだったりします。
それはそれでかっこいいんですけどね…
No.7『aniary(アニアリ)』
『アニアリ』は、「An Ideal And Reality(理想と現実)」という一文にブランドネームの由来を持つ日本のブランド。高品質な純国産クオリティをリーズナブルな価格で手にすることが出来るのが大きな魅力です。
No.8『BRIEFING(ブリーフィング)』
『ブリーフィング』は、アメリカ軍の物資調達規格(ミル規格)に準拠したスペックを追及するアメリカのブランドです。
日本企画×アメリカ生産という生産構造なので、作りは合理性を求める本国アメリカメイドです。
No.9『THE NORTH FACE(ノースフェイス)』
もはや知らない人はいないであろう世界的アウトドアブランドの『ザ・ノースフェイス』。
登山愛好家によって1968年に創設された、アメリカのアウトドアブランドです。
本格ギアから、カジュアルアパレルまで幅広く展開し、そのどれもが高い品質。ゆえに人気のブランドです。
No.10『傳濱野(でんはまの)』
皇室御用達ブランドとして知られる『傳濱野(でんはまの)』。
メンズラインでは上質なイタリアンレザーを採用したシリーズや、不定期にオーダーの超希少ヒマラヤクロコダイルバッグなどが展開されています。
ブランド当主が「自分が作りたいと思ったものだけ、わがままに作る」のがメンズラインだそうで、それもあってか「この革をこれだけ使ってこの値段は安くないか…?採算度外視なのか… ?」と、勝手ながら思っています。
【番外編】文句なしの高級感。ラグジュアリーバッグブランド3選
No.1『LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)』
もはや語るまでもないかと思いますが、1859年に旅行用トランク専門アトリエとして開業し、現在、世界最大級のブランドグループLVMHの中核をなす存在として知られています。
こと女性ウケに関しては、主張の強いロゴは避けるのがベターなので、見え方を気にする方は、シンプルなものがおすすめです。
市松模様のダミエとか、かっこいいのでそれほど気にしなければおすすめしたいですが…
No.2 『池田工芸』
『池田工芸』は創業80年以上のクロコダイル専門ブランド。
ラグジュアリーレザーの筆頭格であるクロコダイルですが、その唯一無二の斑模様ゆえに、裁断や縫製を美しく行うには高い技術が必要といわれています。
そのため、“ラグジュアリーなクロコダイル製品”には“最高級の素材”だけではなく“最高峰の仕立て”も必要なワケです。
クロコダイルを専門に扱ってきた池田工芸の熟練職人による仕立てはまさに圧巻。
高級レザーのポテンシャルを最大限引き出したラグジュアリーな1品を仕立てています。
No.3『LOEWE(ロエベ)』
『ロエベ』は、1892年のスペイン・マドリードで始まったレザーブランドです。ファッションブランドとして有名ですが、元々はレザー製品を扱う工房でした。
スペイン王室から王室御用達の称号を拝命した歴史を持ち、現在は、スペイン国内に留まらず、世界に向けて新たなアイテムを発信し続けています。
30代男性に持って欲しいメンズバッグの条件
ここからは、「男に持って欲しいバッグとはどんなバッグなのか?」という疑問にお答えするべく、要素を分解して解説していきます。
身も蓋もないことを言うようですが、“感じ方は人による”が真理です。
なので、ここから下の要素は大失敗しないための参考までに。
もし欲しい!と思えるバッグがすでにあるなら、それを買うのがいいと筆者は思っています。
ポイント1:デザインはシンプルが正義
万人受けを考えると、やはりシンプルさは必須条件。
具体的な要素を挙げると、
と、この辺りを満たしていれば「シンプル」なバッグと言えます。
ポイント2:高級感・上質感は「素材」が鍵
「じゃあ30代メンズに必要な品格をどこで醸し出すか」ですが、答えは素材感です。
間違いないのは「本革」。
最近では合皮も進化してきましたが、やはり上質感はまだまだ本革に軍配が上がります。
具体的に言うと、
高級皮革である「ブライドルレザー」「コードバン」あたりは間違いない素材です。
そのほかにも、イタリアンレザーも人気ですね。
キズがつきにくい(目立たない)と言う観点で、シボ革や型押しレザーもおすすめです。
ポイント3:TPOにあったバッグ選びを
ビジネスシーンでは、ビジネスバッグを。
休日には、身軽に動けて両手が空くバッグを。
シーンに合わせてバッグを使い分けるとスマートですね。
30代男性に持って欲しいメンズバッグの予算相場
男に持って欲しいバッグを探すときの相場は大体2万〜10万円が目安。
(この記事でピックアップしたブランドの相場もそれくらいです。)
3〜5万円あたりが特に商品展開が多い価格帯です。
あとがき
この記事では「30代男性に持って欲しいバッグ」にフォーカスしてブランドをご紹介しました。
これだ!と思えるバッグに出会えていれば幸いです。
ここまで『明治生まれの靴博士』編集部の岡田がお送りしました。
それではまたどこかで。