明治5年創業。日本人のための靴を作り続けている、日本最古のシューメーカー『大塚製靴』公式オンラインショップ(WEB本店)
初めて紳士靴を購入した日、それは誰しも緊張して迎える特別な日。ベーシックなクロ系にするか、足元にアクセントを入れるためにブラウン系にするか、多様な表情のあるデザインから選ぶのに迷った経験をしている人も少なくないでしょう。さらに時代の変化と共にディテールも微妙な変化を繰り返しているためどうしても迷ってしまうものです。今回登場する 『OT-1010』のコンセプトは、"一足目に選ぶのにぴったりの靴"。 "日本人のため"の靴作りを志し、1世紀以上にわたり靴作りに携わってきた大塚製靴。そのドレスシューズの歴史は明治に海軍御用という国内、国外問わずセレモニーの場で選ばれてきたことが始まりです。当時、外務省に入って局長クラスに任じられたり、海外赴任が決まったら、大塚製靴で靴を仕立てるという文化が生まれたことからも公の場における安心感と信頼は絶大なものでした。 今回登場する Otsuka Made は、そんな大塚製靴の歴史の中でに脈々と受け継がれてきた流行に左右されないデザインと、日本人にとって最良の履き心地を求め続けて蓄積されてきたデータをもとに日本人向けに削り出したラスト(木型)をベースに生まれました。"万能のデザイン"と呼ばれる「内羽根ストレートチップ」×フォーマルの歴史を作り上げてきた「大塚製靴」の組み合わせ…どんなシーンにも自信を持って履いて行ける一足の登場です。
購入したばかりの靴と言うのは、どうしてもしっくり来るまでは少し時間がかかるもの。Otsuka Madeでは、そんな常識を変えてくれます。 その一番の特徴はラストを忠実に再現した靴の内部構造。 創業から一貫して"日本人のための靴作り"にこだわってきた大塚製靴。そのプロセスの中で培われた膨大なデータを元に専門の職人によって生み出されるラスト、それは世界中のラストの中でも日本人の理想の足型に最も近い形と言えるかもしれません。 Otsuka Madeでは、その日本人仕様のラストを使うことでアッパーが足の甲に優しくフィットする感覚にこだわりました。今回のシリーズはさらに次の次元の履き心地を求めるために、もう一つ工夫を加えてあります。その工夫とは、ラストの底面の曲面をそのまま中底に再現すること。そうすることで初めて足を入れた時から、まるで長年履き込んだかのような密着感を可能にしました。蓄積された履き心地のデータと最新の技術を組み合わせて生まれた“デザインされた履き心地”、長く受け継がれてきた歴史があるからこそ生まれた発想です。
海軍御用、外務省といった公務で履かれる経験から、大塚製靴では長時間履き続けても負担にならない快適な履き心地が求められてきました。そしてもう一つ、長期に渡る赴任でも足元を支え続けてくれる確かな作り。それはまさに初代創業が掲げた「最良の品質、最高の技術、堅牢第一の靴」のコンセプトと合致するものでした。長時間戦い続けるタフさとすぐに動けるフットワークの軽さを支えてくれる履き心地というのは、明治から移り変わった現代のビジネスシーンにおいても通じるものがあります。 今回のシリーズは、ラストや内底のフィット感を高めることに加えて、アッパーの内側にクッション材を入れることで優しく足を包み込み、負担を少なくしてくれます。またソールには軽量さと耐摩耗性に優れたラバーソールを採用することで足への負担を軽減してくれます。グリップ力に優れたソールは雨で濡れた地面でも安心して履いていくことができます。
"履き手との対話" それはビスポークを起源とする大塚製靴の靴作りの原点とも言えるものです。bespoke(話しながら)という言葉どおり、かつて靴作りは履き手と作り手が対話しながらお互いの求めている形を作り上げていくものでした。そして、出来上がった靴は履き手の足を優しく包み込んでいつも身近で支えてくれる、靴作りに携わる者としてそうした場面に立ち会えることは何にも勝る喜びです。 ビスポークというのは値段も高く、誰でも気軽にという訳にはいきません。それでも、一人でも多くの人に自分に合った靴を履いて欲しい、そういった想いが作り手の間では脈々と受け継がれてきました。今回登場する「Otsuka made」はそんな想いが受け継がれてきた大塚製靴の自社工場から生まれました。 一人でも多くの人が気軽に選べる最初のオーツカメイド。そんなコンセプトで生まれたシリーズは、140年を越える蓄積をベースとして現代の技術で表現しました。靴作りのエッセンスであるラストを最大限に活かして生まれた構造は、靴の本来持つ役割である足を包み込むことに特化したシリーズになっています。
今回、Otsuka madeのために3本のラストを新しく削り出しました。 フィッティングの要となるラスト製作、140年以上にわたり日本人の足型に最適な靴作りを模索してきた大塚製靴ではラストはその道一筋の専門の職人が担当します。それは、熟練の勘が必要とされるだけではなく、その技術や勘を代々継承していくため。ラストを外注するメーカーが多い中で自社の専任職人を持つこと、靴作りにとって本当に大事なことは何か、それを知っているからこそのこだわりです。 今回のラストの最大の特徴は人間の足の裏にあたるラストの底面まで忠実に再現したこと。本当の意味で足を包み込み、支えるバランスを作り出すために、そのままの形にすること、それが履き良さを求めた末の一つの答えです。
立体型内底を採用した今回のシリーズ、履き始めから抜群のフィット感を体感できるだけでなく、踵の方を少し高くして底面に傾斜をつけることで歩き出す時の踏み出しがスムーズになるように設計されています。履いた瞬間からサポートしてくれる即戦力な仕様になっています。 また内底を立体にすることで生まれる隙間をコルクで埋めることで、履き込むうちに自然に一人一人の足の形に沈み込み、最後の微妙なフィッティングも可能にしました。「すぐに履ける使いやすさ」と「履き慣らす楽しさ」を両立させた一足です。
【独自の中底構造】 中底には足裏全体を支える立体的な形をつけ、足の縦・横のアートをしっかりサポート。従来の靴はスポンジを入れることで足裏へのフィット感を出していましたが、「Otsuka Made」の靴は木型自体が足なり形状。踵部分は凹型に成型され、今までにないホールド感を実現しています。 【アッパー】 アッパーには、張りのある牛スムースを使用。肌がきめ細かく上質なヨーロッパ原皮の革が洗練されたデザインを際立たせます。 【ライニング】 上質な牛レザーを使用。履き込むことでエイジングされ高級感を増します。 【ソール】 ノンスリップ意匠軽量モールドソールを使用。現代のビジネスシューズに必要なグリップ性・返りの良さ・軽量の要素を併せ持ちます。
■ サイズ:24.5〜26.5cm ■ 足幅:EEE ■ 生産:大塚製靴自社工場 ■ 製法:セメンテッド製法 ■ 素材:牛スムース ■ 中底:立体型牛中底 ■ ソール:モールドソール ■ カラー:クロ、ダークブラウン
商品番号 OT-1010
ご希望のカラー・サイズが完売している場合には、お手数ですがカートボタン下部の【商品についてのお問い合わせ】ボタンより、サイズ・カラーをご明記の上、次回入荷予定をお問い合わせください。※商品によっては次回入荷予定のないカラー・サイズもございますので、何卒ご了承頂ければ幸いです。
税込価格39,930円(本体価格:36,300円)
△:残りわずかです ×:ご用意数×完売。次回オーダー会「お知らせメール」お申込み受付中
“通常の商品”と、“発送予定日が記載してある商品”を、同じカートでご注文いただいた場合、
“一番遅い納期の商品合わせてまとめて発送”をさせていただいております。
お急ぎの場合は、別々に分けてご注文くださいませ。